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生成AIパスポートとG検定の違い|難易度・費用とどっちを先に取るか

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生成AIパスポートとG検定の違い|難易度・費用とどっちを先に取るか

生成AIパスポートとG検定(ジェネラリスト検定)のいちばん大きな違いは、確かめる中身です。生成AIパスポートはGUGA(一般社団法人生成AI活用普及協会)が実施する、生成AIを安全に使うためのリテラシーを確かめる試験で、G検定はJDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)が実施する、ディープラーニングの基礎知識と事業への活用方針を確かめる検定です(2026年11月1日時点)。どちらを先に受けるかは「どちらが上か」ではなく、仕事で生成AIを使う側か、AIの仕組みや導入の判断に関わる側かで決めるのが素直です(GUGA 生成AIパスポート/JDLA G検定とは)。

この記事は、資格を選ぶ会社員と人事・研修担当者に向け、2つの試験の事実・難易度の比べ方・受ける順番・団体受験の条件を両団体の公開情報で並べます。4資格全体の比べ方はAI資格4つの違いと選び方にまとめています。

※ 当サイトはGUGA・JDLAとは関係のない、非公式の情報サイトです(当サイトについて)。受験料・日程・試験の条件は変わることがあるため、申し込む前に必ずリンク先の公式ページでご確認ください。

先に結論(両団体の公表値・2026年11月1日時点)

  • 試験の形:生成AIパスポートは60分・60問、G検定はオンライン試験で100分・145問程度。
  • 受験料(一般・税込):生成AIパスポート11,000円、G検定13,200円。
  • 合格ライン:どちらも非開示。合格率は両団体とも回ごとに公表しています。
  • 次の機会:G検定の2026年第6回(11月6日・7日)は、個人申込が10月29日、団体申込が10月22日に締め切られました。これから申し込むなら、G検定は2027年第1回(1月16日)、生成AIパスポートは2027年2月試験が最初の回です。

結論:使う側の生成AIパスポート、仕組みと活用判断まで問うG検定

GUGAは生成AIパスポートを「生成AIに関する基礎知識や動向、活用方法に加え、情報漏洩や権利侵害などの注意点まで網羅し、AI初心者が最低限押さえておきたいリテラシーを体系的に習得できます」と説明しています(GUGA 生成AIパスポート)。JDLAはG検定を「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」試験とし、受験対象を「AI・ディープラーニングに関わる全ての方」としています(JDLA G検定とは)。

つまり生成AIパスポートは生成AIを安全に使う人の土台を、G検定はAIで何ができるかを理解して、どこに使うかを決める人の知識を確かめる設計です。どちらもプログラムを書く試験ではなく、受験資格の制限もありません。

生成AIパスポートとG検定を左右に並べ、それぞれが何を確かめる試験かを示した図解。左の生成AIパスポートは対象がAI初心者で、確かめる中身は生成AIを安全に使う力。右のG検定は対象がAI・ディープラーニングに関わる人で、確かめる中身はAIの活用方針を決める力。2枚は同じ大きさで並び、下に両方とも受験資格の制限がないことを添えている
図1:2つの試験が確かめる中身(GUGA・JDLAの公式の説明にもとづく/2026年11月1日時点)

それぞれの試験だけを詳しく知りたい方は、生成AIパスポート試験とはとG検定とはをご覧ください。

それぞれの試験の概要|主催・試験時間・出題数・受験料

2026年11月1日時点の公式値です。

生成AIパスポート(GUGA)

  • 形式:オンライン(IBT方式)。受験期間中の好きな時間に受験します。
  • 試験時間・問題数:60分・60問。四肢択一式(一部複数選択を含む)。
  • 受験料:11,000円(税込)、学生5,500円(税込)。学生料金には学生であることの証明が必要です。
  • 開催:2月・4月・6月・8月・10月の年5回。各回1か月の受験期間があります。
  • 結果:試験実施月の翌月中旬(目安:20日頃まで)に公開予定。資格は無期限です(GUGA よくある質問)。

G検定(JDLA)

  • 形式:オンライン試験(自宅受験)と会場試験。2026年はオンライン試験が年6回、会場試験が年3回です。
  • 試験時間・問題数:オンライン試験は100分、会場試験は120分。どちらも145問程度の多肢選択式。
  • 受験料:一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)。オンライン試験の学生料金は、受験チケット購入時点で学生であることが適用条件です。会場試験の学生料金では、試験会場の受付時に学生証の提示が必要です。オンライン試験を個人で申し込む場合は、受験チケットを買い、有効期限(1年間)内に受けたい回を予約します。
  • 結果:試験の2〜3週間程度で、登録したメールアドレスに通知されます(JDLA G検定 よくある質問)。

違いを1枚で比べる|範囲・難しさの目安・費用・合格基準

今回確認した両団体の試験概要には共通の難易度指標がないため、ここではシラバスの大項目数と1問あたりの時間という、公表値から確認できる材料を並べます。

生成AIパスポートとG検定の比較(GUGA・JDLA公表/2026年11月1日確認)
項目 生成AIパスポート G検定
出題範囲の大項目 5章(2027年2月試験からのシラバス) 10分野(技術分野と、数理・統計、法律・契約、倫理・ガバナンス)
1問あたりの時間(単純に割った値) 60分÷60問=約60秒 オンライン試験で100分÷145問程度=約41秒
受験料(一般・税込) 11,000円 13,200円
合格基準の公表 「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」 「合格ラインおよび得点については開示しておりません」
合格率の公表 回ごとに受験者数・合格者数・合格率を発表 回ごとに申込者数・受験者数・合格者数・合格率を発表
受け方 1か月の受験期間の中で好きな時間 決まった日時(オンライン試験)

受験計画に効くのは受け方の違いです。G検定のオンライン試験は決まった枠で一斉に受け、2026年第6回は11月6日(金)16:00〜17:40と11月7日(土)13:00〜14:40の2枠です(JDLA 2026年第6回G検定 受験申込開始のお知らせ)。

生成AIパスポートとG検定の違いを4項目で縦に並べた比較図。上から、出題範囲の大項目は5章と10分野、1問あたりの時間は約60秒と約41秒、受験料は一般11,000円と13,200円、受け方は1か月の受験期間の中で好きな時間と、G検定のオンライン試験で指定された日時を左右に対比している
図2:違いを4項目で比べる(GUGA・JDLA公表値から当サイトが整理/2026年11月1日時点)

範囲の中身は、生成AIパスポートの2027年2月試験からのシラバスが「AIの基礎と歴史」「生成AI」「AIエージェント」「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス」「生成AIの実践と活用事例」の5章です(GUGA 生成AIパスポート試験シラバス(2027年2月試験より適用))。G検定は「人工知能とは」から「AI倫理・AIガバナンス」までの10分野で、ディープラーニングの要素技術やAIに必要な数理・統計知識が独立した分野です(JDLA G検定とは)。

難易度の比べ方|合格率は公表値でも単純には比べられません

まず両団体の直近の公表値です。

  • 生成AIパスポート:2026年8月試験は受験者数32,877名・合格者数26,699名・合格率81.21%(GUGA 2026年8月試験の結果)。2026年10月試験の結果は11月1日時点で未発表です。
  • G検定:2026年第5回(9月4日〜6日)は、オンライン試験と会場試験を合わせて受験者数14,908名・合格者数11,475名・合格率76.97%(JDLA 2026年第5回G検定の開催結果)。

近い水準に見えますが、ここから「どちらが難しい」とは言えません。理由は3つです。

  1. 合格ラインがどちらも非開示です。何割取れば合格かが分からないため、合格率が近くても求められる水準が同じとは限りません。
  2. 全受験者の層を同じ条件で比べられません。GUGAは全体の受験者数・合格者数を公表し、JDLAは全体の人数に加えて合格者の職種なども公表していますが、両試験の全受験者について職種・経験・学習時間が同じ基準で示されているわけではありません。
  3. シラバスの区分と試験時間・問題数が違います。G検定は10分野、生成AIパスポートは5章で、1問あたりの単純平均も異なりますが、区分数や平均秒数だけで範囲の広さや難しさは決められません。

公表値から確認できるのは、生成AIパスポートが5章・60分60問、G検定が10分野・オンライン100分145問程度という設計の違いまでで、負荷や難易度の大小は断定できません。

どっちを先に取るか|目的別の判断材料

受ける順番は資格の「格」ではなく目的で決まります。

目的別に、生成AIパスポートとG検定のどちらを先に受けるかを3つの行で示した図解。生成AIを仕事で使う人は生成AIパスポートを先に、AIの仕組みや導入の判断に関わる人はG検定を先に、会社でまとめて受けさせる場合はまず全員で生成AIパスポート、その後に推進役がG検定、という順番を矢印で示している
図3:目的別の受ける順番(両団体の公表情報をもとに当サイトが整理した判断の材料/2026年11月1日時点)

生成AIを仕事で使う人

文書作成や調べ物で生成AIを使う人、社内の利用ルールを守る立場の人は、生成AIパスポートが範囲として近い試験です。2027年のシラバスには、ハルシネーション、プロンプトインジェクション、シャドーAI、知的財産といった使う場面のリスクが入っています。受験期間の中から時間を選べるので、仕事と並行して計画を立てやすい形です。

AIの仕組みや導入の判断に関わる人

AIを使った企画を立てる人、開発会社とやり取りする人、社内のAI導入を進める人は、G検定の範囲が役割に近くなります。機械学習・ディープラーニングの手法、数理・統計、AIに関する法律と契約までが範囲で、「AIで何ができて、何ができないか」を説明する場面に直結します。

両方に当てはまる人

2つのシラバスには、強化学習、正則化、誤差逆伝播法、転移学習、Attentionなど共通する用語があります。ただし、用語の重なりだけでは、試験ごとの扱い方や深さ、学習負担がどの程度変わるか、片方の試験後に新しく学ぶ範囲を断定できません。両方を受ける場合は、それぞれの最新シラバスで学ぶ範囲を確認してください。

会社でまとめて受けさせる時

全社員に共通の土台を持たせたいなら、各自が受験期間の中で時間を選べ、団体割引もある生成AIパスポートが段取りを組みやすい試験です。AI導入を進める少数の担当者を育てたいなら、活用方針や法律・契約まで範囲に入るG検定が役割に合います。全員に生成AIパスポート、推進役にはその後G検定、という組み合わせも1つの分け方です。

両方取るときの順番と期間|2026年11月〜2027年春の公式日程

2026年11月1日時点で公表されている、これから申し込む人が使える回です。

  • G検定 2027年第1回:オンライン試験は2027年1月16日(土)13:00〜。申込は2026年11月13日(金)〜2027年1月8日(金)、合否発表は2月上旬です。
  • G検定 2027年第2回:オンライン試験は3月5日(金)16:00〜と3月6日(土)13:00〜。申込は1月22日(金)〜2月25日(木)、合否発表は3月下旬(JDLA 2027年の年間開催スケジュール)。
  • 生成AIパスポート 2027年2月試験:申込は1月31日まで、受験期間は2月1日〜2月末日です(GUGA 生成AIパスポート)。GUGAは年間スケジュールが変わる可能性があるとしています。

両方受けるなら、組み方は2通りです。

  • 生成AIパスポートが先:2月試験を受け、G検定は2027年第2回(3月)か第3回(5月8日)へ。第2回の申込は2月25日までなので、2月試験の結果(翌月中旬が目安)を待たずに申し込むかを先に決めておく必要があります。
  • G検定が先:2027年第1回(1月16日)でG検定を受け、2月試験で生成AIパスポートを受けます。生成AIパスポートの申込は1月31日までなので、G検定の受験後でも間に合います。

なお、2026年10月の生成AIパスポート試験は、GUGAの緊急メンテナンスの影響で、個人・団体を問わず受験期間が2026年11月7日(土)23:59まで延長されています(GUGA 緊急メンテナンスの終了と2026年10月試験に関するご案内)。G検定第6回(11月6日・7日)と両方に申し込んでいる方は、受ける時間を先に決めておくと安心です。申込の手順は生成AIパスポートの試験日程と申込期間とG検定の試験日程と申込期間にあります。

会社で受けさせるときの違い|団体受験の条件

生成AIパスポートの団体受験(GUGA よくある質問)

  • GUGA会員(一般個人会員を除く)は人数の下限なしで申し込め、受験費用と公式テキスト購入費用が20%割引です。ただし、学生の受験費用は団体受験割引の対象外です。
  • 会員にならず「団体受験のみ希望」の場合は2名以上から。10名以上で10%割引です。
  • 請求書払いを選べ、法人管理者は法人会員マイページで受験者の合否を確認できます。申込後のキャンセル・返金はできません。

G検定の団体経由申込(JDLA G検定 よくある質問/JDLA 団体経由のお申込みについて)

  • オンライン試験は1名から申し込め、受験料は法人・団体名義の口座から振り込みます。会場試験の団体申込は5名からです。
  • オンライン試験にはJDLA正会員・賛助会員企業のランクに応じた割引があります。会場試験の団体申込には会員社向け割引制度はありません。
  • オンライン試験は1申込10名以上なら、希望により受験者合否レポートを受け取れます。会場試験は団体管理者のマイページで受験者の合否を確認できます。申込後のキャンセル・返金はできません。
  • オンライン試験で前回受験日から2年以内の再受験が半額になる制度は、個人申込だけで、団体経由では使えません。

人数をそろえて受けさせやすいのは各自が時間を選べる生成AIパスポート、少人数から日時を決めて受けさせられるのがG検定、という違いです。社内の進め方は生成AIパスポートの団体受験と社員にG検定・E資格を取らせる進め方で扱っています。

よくある失敗と直し方

  • 「生成AIパスポートはG検定の入門版」と考える。主催団体が別で、どちらの団体も2つの上下関係を公表していません。生成AIパスポートにはAIエージェントの章が、G検定には数理・統計の分野があります。比べる軸は範囲が目的に合うかです。
  • 合格率が近いから難しさも同じと考える。合格ラインは非開示で、受験者全体の属性を同じ条件で比べる資料もそろっていません。準備の量は、各試験のシラバスと試験時間・問題数を見て個別に考える必要があります。
  • G検定もいつでも受けられると思い込む。G検定のオンライン試験は決まった日時で、申込締切も試験の直前ではありません。2026年第6回の締切は、個人が10月29日、団体が10月22日でした。
  • 古いシラバスで勉強を始める。生成AIパスポートは2027年2月試験から新しいシラバスです。勉強の進め方は生成AIパスポートの勉強法とG検定の勉強法と勉強時間の目安にあります。

まとめ

  • 生成AIパスポートはGUGAの、生成AIを安全に使うリテラシーを確かめる試験。G検定はJDLAの、ディープラーニングの基礎と事業への活用方針を確かめる検定です。
  • 生成AIパスポートは60分・60問・11,000円(税込)、G検定はオンライン試験で100分・145問程度・13,200円(税込)。
  • 合格ラインはどちらも非開示で、合格率は単純には比べられません。
  • 使う側なら生成AIパスポート、仕組みや導入の判断に関わるならG検定が先。両方受ける場合も、シラバスの共通語だけで学習負担の大小は断定できません。
  • これから申し込むなら、G検定は2027年第1回(申込11月13日〜1月8日)、生成AIパスポートは2027年2月試験(申込1月31日まで)が最初の機会です(2026年11月1日時点)。

よくある質問

Q1. 生成AIパスポートとG検定はどっちが難しいですか?

今回確認した両団体の試験概要には共通の難易度指標がなく、合格ラインも非開示なので断定はできません。公表値から確認できるのは、生成AIパスポートが5章・60分60問、G検定が10分野・オンライン試験で100分145問程度という設計の違いです。合格率は生成AIパスポートの2026年8月試験が81.21%、G検定の2026年第5回が76.97%ですが、両試験の全受験者を同じ条件で比べられないため、難しさの差としては読めません(2026年11月1日時点)。

Q2. 生成AIパスポートとG検定のどちらの資格を取るべきですか?

仕事で生成AIを使う立場なら、生成AIの基礎とリスク予防を中心に確かめる生成AIパスポートが近い試験です。AIを使った企画や導入の判断に関わる立場なら、ディープラーニングの基礎と活用方針、法律と契約まで問うG検定が役割に合います。両方が必要なら、それぞれの最新シラバスを確認して順番を決めてください。

Q3. 生成AIパスポートとG検定の違いは何ですか?

主催団体(GUGAとJDLA)、確かめる中身(生成AIを安全に使うリテラシーか、ディープラーニングの基礎と事業への活用か)、試験の形(60分60問か、オンライン試験で100分145問程度か)、受験料(一般11,000円か13,200円か・税込)、受け方(1か月の受験期間の中で好きな時間か、G検定のオンライン試験で指定された日時か)が違います。合格ラインを開示していない点は共通です(2026年11月1日時点)。

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(文責:AI資格ナビ編集部/2026年11月1日時点のGUGA・JDLA公表情報にもとづきます)

当サイトは、各資格の主催団体(GUGA・JDLA・データサイエンティスト協会など)とは関係のない、非公式の情報サイトです。試験日程・受験料・出題範囲・合格基準は主催団体の公式発表を一次情報として確認してください。