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生成AIパスポートの勉強法|出題範囲と勉強時間の目安

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生成AIパスポートの勉強法|出題範囲と勉強時間の目安

「生成AIパスポートの勉強法を教えてください」「何時間くらい必要ですか」「独学でいけますか」——この3つが、この試験でいちばん多く届く質問です。先に答えだけ書きます。

短い答え(2026年10月19日時点)

  • 勉強法:シラバス(全5章)を地図にして、①公式テキストを1周読む → ②章ごとに問題を解いて穴を埋める → ③本番と同じ60問60分で通し演習の3手順。順番を入れ替えないことだけが条件です。
  • 勉強時間:公開されている合格体験談では合計20〜35時間という記録が目立ちます。あくまで目安で、GUGAは学習時間を公表していません。
  • 難易度:直近2回の合格率は81.21%(2026年8月試験)・79.90%(2026年6月試験)。ただし合格基準は非公開です。
  • 独学:講座の受講は受験要件になっていません。公開体験談も独学の記録です。
  • いま一番大きな注意点:2027年2月試験からシラバスが大幅改訂され、章立てが再編成されます(2026年10月1日GUGA発表)。これから勉強を始める人は、改訂後の章立てと改訂版テキストで計画を立てます。

※この記事の数値・日程は2026年10月19日時点にGUGA(一般社団法人生成AI活用普及協会)の公式ページで確認した内容です。勉強時間は公開されている個人の受験記録にもとづく目安で、当サイトが検証した値ではありません。申込・購入の前に必ず一次情報をご確認ください。当サイトはGUGAとは関係のない非公式の情報サイトです。

生成AIパスポートの勉強法を教えてください|結論は3手順

結論:公式テキストを1周 → 章ごとに問題演習 → 60問60分の通し演習、の3手順で足ります。この試験は出題範囲がシラバスとして全文公開されており、シラバスより出題されるとGUGAの試験概要に明記されています。だから「どこを捨てるか」ではなく「全範囲を薄く1周してから濃くする」順番が効きます。

  1. 手順1:公式テキストを1周読む(分からない語は飛ばす)
    目的は範囲の形をつかむことだけです。1章ずつ完璧にしようとすると、後ろの章に届く前に時間が尽きます。
  2. 手順2:章ごとに問題を解き、間違いをシラバスの項目名に戻す
    「間違えた → テキストの該当ページを読む」ではなく「間違えた → シラバスのどの項目か確認する」まで戻すと、同じ論点の別の問われ方に対応できます。
  3. 手順3:本番と同じ60問60分で通す
    1問あたり1分です。知識があっても、時間感覚を1度も体験せずに本番に入ると読み落としが出ます。

この3手順を4週間に割り振った型は後半に置きました。先に、質問の多い「時間」「難易度」「独学」の3つに順番に答えます。

生成AIパスポートの勉強を、公式テキスト1周・章ごとの問題演習・60問60分の通し演習の3手順に分け、4週間に割り振った勉強計画の型の図
図1:3手順を4週間に割り振った型。週1〜2でテキスト1周、週3で演習、週4で通しと弱点の詰め直し(当編集部の整理・時間は目安)。

勉強時間は何時間必要?|公開体験談では20〜35時間が目安

結論:GUGAは学習時間の目安を公表していません。公開されている合格体験談では、合計20時間〜35時間という記録が目立ちます。いずれも個人の記録で、当サイトが検証したものではありません。

根拠にした3件を、出典・公開日・筆者の前提知識まで並べます。3件はいずれも筆者自身の受験記録を公開しているものです。

生成AIパスポートの勉強時間(公開されている合格体験談3件・2026年10月19日時点で各記事を確認/GUGAの公表値ではありません)
勉強時間 期間・ペース 筆者の前提知識(記事の記述) 使った教材 出典(公開・更新日)
合計35時間程度 約20日間 「生成AIを使っている割には、AIとは?の知識がほとんどない」 公式テキスト1冊+YouTube解説動画+GUGA公式LINEのAIクイズ+テキスト末尾の模試 コエテコ「【生成AIパスポート合格体験記】勉強方法や時間までリアルな記録」(2026年10月3日更新)
20〜30時間くらい 約1か月(ほぼ毎日30分〜1時間) 「生成AI素人」と自称(詳細な前提知識の記載なし) 「改訂版 生成AIパスポート テキスト&問題集」+「完全攻略 生成AIパスポート 実践問題集」 JOBROADEN「【生成AIパスポート】独学で合格してわかった勉強時間や勉強方法!」(2025年1月2日公開/2025年7月4日更新)
合計約20時間 記載なし 「日常的に生成AIを使うレベルではあるものの、仕組みや歴史などの理解はほぼゼロ」 公式テキストと公認テキスト&問題集の2冊(電子書籍)+不明な用語をChatGPTで調べる AI Etude「生成AIパスポートってどう?合格者が語る勉強法や勉強時間など」(2026年4月20日公開)

この数字をそのまま自分に当てはめないための4点

  • 3件は少数です。GUGAの発表では累計有資格者は118,022名(2026年8月試験時点)、累計受験者は14万名を突破しています。3件はそのごく一部の記録で、平均値ではありません。
  • 3件とも「生成AIは使っているが仕組みは知らない」人の記録です。生成AIを触ったことがない場合は、用語に慣れる時間が別に必要になります。逆に、AIの歴史や機械学習の基礎を知っている人は短くなります。
  • 3件はいずれも2026年10月試験までのシラバスでの受験記録です。2027年2月試験からは章立てが再編成され、AIエージェント・ガバナンス・業務別の実践活用が拡充されます。同じ前提知識なら、学習量はやや増える方向に働くと考えるのが自然です。
  • 合格基準が非公開なので、「何時間で安全圏」という線は引けません。GUGAのよくある質問には「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」と明記されています。時間は「足りたかどうか」を後から測れない指標です。

時間を見積もるときに実務的なのは、総時間ではなく「テキスト1周に何日かかるか」を先に測ることです。1周の実測が分かれば、残りの日数から演習に回せる量が計算できます。受験日まで1週間しかない場合の削り方は生成AIパスポートは1週間で間に合う?残り7日・3日・前日の勉強法に分けてまとめています。

生成AIパスポートの勉強時間の目安を示した図。公開体験談3件の合計約20時間・20〜30時間・約35時間を横棒の帯で並べ、生成AI未経験の場合は上乗せ、AIの基礎知識がある場合は短縮という調整の方向を矢印で示している
図2:勉強時間の目安の読み方。公開体験談3件の帯を基準に、前提知識で上下させる(GUGAの公表値ではありません)。

難易度はどれくらい?|合格率は約8割だが「対策不要」ではない

結論:GUGAが発表している直近の合格率は81.21%(2026年8月試験)と79.90%(2026年6月試験)で、水準としては高めです。ただし合格基準が非公開なので、合格率の高さを「対策不要」と読むことはできません。

GUGA発表の2026年8月試験の内訳は、受験者数32,877名・合格者数26,699名・合格率81.21%・累計有資格者数118,022名です。受験資格に制限がなく、受験者の多くが対策してから受けている試験であることをふまえると、この数字は「誰でも受かる」ではなく「準備した人は受かっている」と読むのが妥当です。

難易度の体感が人によって割れるのは、出題範囲の性質が理由です。

  • 生成AIを日常的に使っている人は、ツールやプロンプトの章で時間を節約できます。
  • 一方で、AIの歴史・機械学習の位置づけ・法令やガイドラインの章は業務では出てこない知識です。「使えている」ことと「範囲を埋めている」ことは別で、ここで差がつきます。

回ごとの受験者数・合格者数・合格率の推移は生成AIパスポートの難易度と合格率|回ごとの受験者数と合格ラインにGUGA発表値の表で整理しています。資格を取る意味があるかどうかの判断材料は生成AIパスポートは意味ない?向く人・向かない人に分けました。

独学でいける?|公開体験談はいずれも独学の記録

結論:講座の受講は受験要件になっていません(GUGAの試験概要に受講要件の記載はありません)。上の体験談3件も、市販・公式のテキストと問題集を使った独学の記録です。

独学で足りるかどうかは、教材の構成で決まります。確認したいのは次の2点だけです。

  • 通し演習ができる問題数があるか。テキスト1冊だけだと、60問60分を通す機会が作れません。テキスト1冊+問題集1冊、または演習問題が十分に付いたテキスト1冊、という構成にします。
  • 受験する回のシラバスに対応しているか。2027年2月試験を受けるなら、2026年10月試験までの版では章立てが合いません。

逆に、独学が向かないのは「学習時間を自分で確保できない」ケースです。範囲の難しさではなく、締切の管理が理由です。IBT方式で受験期間が1か月あるため、受験日を自分で決められる反面、後ろに倒し続けられてしまいます。申込と同時に受験日を決めて予定表に入れるのが、独学でいちばん効く対策です。

教材の選び方の基準は生成AIパスポートの参考書|公式テキストは何版を買う?、講座を使う場合の選択肢は生成AIパスポートの対策講座と認定講座にまとめました。当サイトは特定の研修会社・教材と取引がないため、「この1冊がおすすめ」という書き方はしません。公開されている条件を並べるところまでが役割です。

2027年2月試験から出題範囲が変わる|新旧の章立てと学習順

結論:GUGAは2026年10月1日に、2027年2月開催の試験よりシラバスを大幅改訂すると発表しました。章立てが再編成されるため、これから勉強を始める人は新しい章立てで計画を立てます。2026年10月19日時点では、どちらの版で勉強するかが受験回で分かれます。

  • 2026年10月試験を受ける人(受験期間は2026年10月31日23:59まで。申込は9月30日で終了):現行のシラバス・現行版(第4版)のテキストで仕上げます。
  • 2027年2月試験を受ける人(申込は2026年10月1日0:00〜2027年1月31日23:59):改訂後のシラバスが適用されます。

GUGAが公表した改訂のポイントは3つです。

  1. AIエージェント関連の強化と章立ての再編成。「AIエージェントの活用が本格化している背景をふまえ、事例やリスク、安全に使うための原則といった内容を強化し、章立てを再編成」。RAGやMCPのアップデートに加え、コンテキストエンジニアリング、プロンプトインジェクションといった項目も追加されます。
  2. リスク予防・AI倫理・ガバナンスの大幅拡充。従来の「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」から「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス」へ変更され、シャドーAIや安全保障といったトピックも入ります。
  3. 業務別・業種別の実践的な活用方法。マーケティング、クリエイティブ制作、データ分析、アプリ開発などの業務別の活用方法と、AI出力の評価・検証方法まで扱われます。

新旧の章立て(2027年2月試験から/2026年10月試験まで)

2027年2月試験から適用されるシラバスの章立ては、GUGAが著者となっている改訂版公式テキスト『AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応』の目次で確認できます。

2027年2月試験から(新)

  • 第1章 AIの基礎と歴史:AIの定義と歴史、機械学習・ディープラーニングの位置づけ。ここが曖昧だと後ろの章すべてが曖昧になります。最初に読みます。
  • 第2章 生成AI:生成AIの仕組み、できること・できないこと。ハルシネーションなどの「限界」の用語を、意味と原因の両方で押さえます。
  • 第3章 AIエージェント:独立した章に昇格した領域です。RAG・MCP・コンテキストエンジニアリング・プロンプトインジェクションは、旧版の教材には載っていません。改訂で最も増えた章なので、問題演習を厚くします。
  • 第4章 生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス:著作権・個人情報、AI事業者ガイドライン、AI新法、シャドーAIなど。暗記ではなく「この使い方は何に触れるか」で引ける状態を作ります。
  • 第5章 生成AIの実践と活用事例:業務別・業種別の活用とAI出力の検証。生成AIを業務で使っている人がいちばん短時間で済む章で、最後に回してよい部分です。

2026年10月試験まで(旧)

  • 第1章 AI(人工知能)/第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)/第3章 現在の生成AIの動向/第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則/第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例

どちらの版でも第1章から順に読むのが最短です。後ろの章が前の章の語彙を使う積み上げ構成になっているため、順番を崩すと前提語を調べ直す時間が発生します。章の下の項目名まで見たい場合は、GUGAが公開しているシラバス(PDF)を直接ダウンロードするのが確実です。項目名がそのまま学習の進捗チェックリストになります。なお旧版で勉強してしまった場合の差分の埋め方は生成AIパスポートのシラバス改訂|変更点と旧版で勉強した人の埋め方で手順にしています。

生成AIパスポートの出題範囲の地図。2027年2月試験から適用される新シラバスの第1章AIの基礎と歴史、第2章生成AI、第3章AIエージェント、第4章生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス、第5章生成AIの実践と活用事例を積み上げ構造で示し、2026年10月試験までの旧章立てとの対応と拡充された章を並べて示した図
図3:出題範囲の地図。第1〜2章の語彙の上に第3〜5章が乗る。2027年2月試験からは第3章がAIエージェントの独立章になる。

勉強を始める前に押さえる試験の事実(2026年10月19日時点)

勉強法を決める前提になる条件です。すべてGUGAの公開情報です。

  • 出題数・試験時間:60問/60分間。
  • 出題形式:四肢択一式(一部複数選択を含む)。
  • 受験方式:オンラインでの実施(IBT方式)。自宅などから受験します。
  • 出題範囲:シラバスより出題。シラバスはGUGAがPDFで公開しています。
  • 受験料:11,000円(税込)。学生は5,500円(税込)。団体は会員(一般個人会員を除く)が20%割引、非会員は10名以上で10%割引。
  • 開催回数:年5回(2月・4月・6月・8月・10月)。
  • 2027年2月試験:申込期間は2026年10月1日0:00〜2027年1月31日23:59、受験期間は2027年2月1日0:00から同月末まで。
  • 合格基準:非公開。「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」とGUGAのよくある質問に記載されています。
  • 結果発表:「合否結果は、試験実施月の翌月中旬(目安:20日頃まで)に公開予定です」。
  • 資格の有効期限:「『生成AIパスポート』の資格は無期限です」。別途、任意の「資格更新テスト」が2027年2月1日より開催され、形式はeラーニング+チェックテスト(IBT方式)、費用は6,600円(税込)・学生3,300円(税込)です。
  • 推奨環境:安定したインターネット接続(Wi-Fiまたは有線LAN)、最低5Mbps以上のインターネット速度。

申込の画面の流れや支払い方法は生成AIパスポートの試験日程と申込、受験当日までの流れは生成AIパスポートの受験の流れにまとめています。

この条件から、勉強法に効いてくるのは次の3点です。①合格基準が非公開なので「捨て分野」を作る戦略が取れない。②60問60分で1問1分なので、迷う問題を増やさない知識の持ち方が要る。③IBTなので、学習と並行して受験環境の確認が必要(動作環境は生成AIパスポートの動作環境とカメラで扱っています)。

4週間でどう進める?|週ごとの手順

公開体験談の記録(約20日〜1か月・20〜35時間)に合う形の型です。1日1時間、週5〜6日を想定しています。目安であり、合格を保証する計画ではありません。

第1週:第1章〜第2章を読む(約6〜8時間)

  • 公式テキストの第1章・第2章を通読します。知らない用語に線を引くだけにして、調べ物で止まらないようにします。
  • この週の終わりに、AI・機械学習・ディープラーニング・生成AIの包含関係を、何も見ずに1枚の図に描けるか確認します。描けなければ第1章だけ読み直します。

第2週:第3章〜第5章を読む(約6〜8時間)

  • 残り3章を通読して、テキスト1周を終えます。ここで理解度は気にしません。1周した状態を作ることが目的です。
  • 2027年2月試験を受ける場合、第3章(AIエージェント)と第4章(リスク予防・AI倫理・ガバナンス)は改訂で拡充された領域です。章末の演習問題があれば必ず解きます。

第3週:章ごとに問題を解く(約6〜8時間)

  • 公式テキストの演習問題と、問題集を章ごとに解きます。1回目の正答率は気にしません。
  • 間違えた問題は、シラバスPDFのどの項目に当たるかまで戻して印をつけます。この印が、第4週に見直す範囲になります。
  • 練習用の問題が足りないときは、出題範囲に沿って作った生成AIパスポートの予想問題も使えます(GUGAの過去問ではなく、シラバスに基づく練習問題です)。

第4週:60問60分の通し+印をつけた項目の詰め直し(約6〜10時間)

  • まず60問60分を通しで1回。時計を見ながら、1問1分のペースが体に入るかを確認します。
  • 通しで間違えた問題と、第3週に印をつけた項目だけを読み直します。この週に新しい教材を足さないのが要点です。
  • 受験環境(カメラ・通信・部屋)の確認を、学習とは別に1回やっておきます。当日の時間の使い方は生成AIパスポート当日の時間配分にまとめています。

2週間しかないときはどう詰める?

結論:テキスト通読を「章末の演習問題を先に解いてから該当ページだけ読む」に置き換えます。通読の時間が取れないときは、問題から入って逆引きするほうが落ちにくくなります。

  • 1〜3日目:問題集を第1章から通しで解く。解けない問題はすぐ答えを見て、テキストの該当箇所だけ読む。
  • 4〜8日目:改訂で拡充された第3章・第4章に時間を寄せる。AIエージェント・RAG・MCPなどと、著作権・個人情報・ガバナンスの論点は、問題を解くだけで終わらせず本文も読む。
  • 9〜11日目:2周目。1周目に間違えた問題だけを解く。
  • 12〜14日目:60問60分の通しを1〜2回。残り時間は間違えた項目の読み直しだけに使う。

前提知識がまったくない状態で2週間に圧縮するのは、公開体験談の記録(約20日〜1か月)より短い計画になります。間に合うかどうかは前提知識によるので、ここは目安として扱ってください。残り1週間を切っている場合の削り方は生成AIパスポートは1週間で間に合う?残り7日・3日・前日の勉強法に分けました。受験回を1つ後ろにずらす選択肢もあります(年5回あるので最大2か月後ろになります)。万一不合格だった場合の再受験の扱いは生成AIパスポートに落ちたときの再受験で整理しています。

どの教材を使えばいい?|公式テキストは2027年2月試験から改訂版

結論:公式テキスト1冊+問題集1冊で足ります。ただし公式テキストは発行元と版が変わるので、受験回に合う版を買う必要があります。

GUGAが2026年10月1日に公表したお知らせの要点です。

  • 発行元が生成AI活用普及協会から株式会社翔泳社に変更されます。これにより全国書店での販売が可能になります。
  • 改訂版の書名:『AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応』(著者:一般社団法人生成AI活用普及協会、A5判・296ページ)。
  • 販売スケジュール:予約販売は2026年10月1日開始、2026年11月24日(火)より順次発送の予定です。
  • 版の使い分け:2026年10月試験までは現行版(第4版)。2027年2月試験以降に受験する場合は改訂版を購入します。
  • 価格:現行版は製本版1,980円(税込)・電子書籍版1,782円(税込)。改訂版は2,090円(税込)です。
  • 購入先:現行版はGUGAの公式オンラインショップのみ。改訂版は全国の書店および翔泳社の販売サイト、Amazon、楽天ブックスなどのオンライン書店で購入できます(団体購入は専用フォーム)。
  • 注意:「現行版から改訂版への公式テキストの交換・返品は承っておりません」と明記されています。

つまり2026年10月19日時点でこれから勉強を始める人(=2027年2月試験の受験者)は、改訂版の発送開始(2026年11月24日)を待つか、現行版で先に土台を作っておくかの判断が要ることになります。申込期限の2027年1月31日まで3か月以上あるので、現行版で第1章〜第2章(AIの基礎と生成AIの仕組み)の土台を作っておき、改訂版が届いたらAIエージェントとガバナンスの章を差分として読み直す進め方が現実的です。この2章は新旧で扱う内容の重なりが大きい部分です。

版の確認方法と旧版を買ってしまった場合の対処は生成AIパスポートの参考書|公式テキストは何版を買う?、教材の種類ごとの違いと「過去問」として流通しているものの扱いは生成AIパスポートの過去問と教材で扱っています。

よくある失敗5つ

  1. 第1章で止まる。AIの歴史や機械学習の用語を完璧にしようとして、後半の章に到達しないまま受験日が来るパターン。1周目は飛ばして進むのが正解です。
  2. 改訂前の教材だけで済ませる。2027年2月試験からは章立てが再編成され、AIエージェント・MCP・プロンプトインジェクション・シャドーAIなどが入ります。発売年と「2027年試験シラバス対応」の表記を必ず確認します。
  3. ガバナンスの章を暗記科目だと思う。著作権・個人情報・AI事業者ガイドラインは、事例に当てはめて判断する形で問われ得ます。条文名の暗記より「この使い方は何に触れるか」で引ける状態を作ります。
  4. 時間を測らずに本番に入る。60問60分は1問1分です。知識があっても、設問の読み落としはペース感覚がないところで起きます。通し演習は1回でも効果があります。
  5. 合格率の高さを「対策不要」と読む。直近の合格率は約79〜81%ですが、合格基準は非公開です。基準が分からない以上、取りこぼしを減らす方向に寄せるしかありません。

まとめ

  • 勉強法は①公式テキスト1周 → ②章ごとに問題演習 → ③60問60分の通しの3手順。順番を崩さないことが条件です。
  • 勉強時間は公開体験談で合計20〜35時間という記録が目立ちます。目安であり、GUGAは学習時間を公表していません。前提知識で大きく変わります。
  • 難易度は、合格率81.21%(2026年8月試験)・79.90%(2026年6月試験)という水準。ただし合格基準は非公開で、捨て分野を作る戦略は取れません。
  • 独学は可能です。講座の受講は受験要件ではなく、公開体験談も独学の記録です。条件は「通し演習ができる問題数」と「受験回のシラバスに対応した教材」の2つだけです。
  • 2027年2月試験からシラバスが大幅改訂され、章立てが再編成されます。第3章がAIエージェントの独立章になり、第4章がリスク予防・AI倫理・ガバナンスに変わります。
  • 公式テキストは2027年2月試験以降は改訂版(翔泳社発行・2,090円税込・2026年11月24日より順次発送)で、現行版からの交換・返品はできません。

よくある質問

Q1. 生成AIパスポートの勉強時間は何時間必要ですか。

A. GUGAは学習時間の目安を公表していません。公開されている合格体験談では、合計約20時間・20〜30時間・約35時間という記録があり、20〜35時間が一つの目安になります。ただし3件とも「生成AIを日常的に使っているが仕組みや歴史は知らない」状態からの記録で、いずれも2026年10月試験までのシラバスでの受験です。生成AIをほとんど使ったことがない場合は上乗せを、2027年2月試験の新シラバス(AIエージェント・ガバナンスが拡充)で受ける場合も上乗せを見込んでください。合格基準が非公開なので、「何時間で安全」という線は引けません。

Q2. 生成AIパスポートの難易度はどれくらいですか。

A. GUGA発表の合格率は2026年8月試験が81.21%(受験者32,877名/合格者26,699名)、2026年6月試験が79.90%です。水準としては高めですが、GUGAは合否の基準点を開示していないため、「何割取れば合格」という目安は公表されていません。体感の難易度は前提知識で割れます。生成AIを使い慣れている人は実践・プロンプト系の章が早く、AIの歴史や機械学習の位置づけ、法令・ガイドラインの章で時間がかかる傾向があります。回ごとの推移は生成AIパスポートの難易度と合格率にまとめています。

Q3. 独学でも合格できますか。公式テキストだけで足りますか。

A. 講座の受講は受験要件になっていません(GUGAの試験概要に受講要件の記載はありません)。公開されている合格体験談も、公式テキストや市販のテキスト&問題集を使った独学の記録です。ただし「テキスト1冊だけ」だと60問60分の通し演習の機会が作れません。テキスト1冊+問題集1冊、または演習問題が十分に付いたテキスト1冊、という構成を推奨します。あわせて、受験する回のシラバスに対応した版かどうかを購入前に確認してください。合否を保証するものではありません。

出典(2026年10月19日時点)

  • GUGA「生成AIパスポート 試験概要」:https://guga.or.jp/outline/(問題数・試験時間・出題形式・受験方式・受験料・団体割引・年間スケジュール・2027年2月試験の申込期間)
  • GUGA「シラバス(PDF)」:https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf(出題範囲。2027年2月試験より適用の版)
  • GUGA「よくある質問」:https://guga.or.jp/qa/(合格基準は非開示/結果発表時期/資格は無期限/推奨環境)
  • GUGA「生成AIパスポート、2027年試験のシラバスを大幅改訂。改訂版公式テキストの予約販売および資格更新テストの受講申込受付を開始」(2026年10月1日):https://guga.or.jp/2026-10-01-1100-2(改訂3ポイント・資格更新テストの費用と形式)
  • GUGA「生成AIパスポート公式テキストの発行元変更に関するお知らせ」(2026年10月1日):https://guga.or.jp/2026-10-01_1100(発行元・価格・発送開始日・版の使い分け・交換不可)
  • 翔泳社『AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応』発売告知(2026年10月1日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000786.000034873.html(目次=新章立て・判型・ページ数・価格・発売日・累計受験者14万名突破)
  • GUGA「2026年8月試験の結果」(2026年9月18日):https://guga.or.jp/2026-09-18-1100(受験者32,877名/合格者26,699名/合格率81.21%/累計有資格者118,022名)
  • GUGA「2026年6月試験の結果」(2026年7月17日):https://guga.or.jp/2026-07-17-1100(合格率79.90%)
  • GUGA「2026年試験のシラバス改訂および資格更新テストのリニューアル開催のお知らせ」(2025年10月1日):https://guga.or.jp/2025-10-01/1100-1(2026年2月試験からの改訂内容)
  • 公開体験談:コエテコ「【生成AIパスポート合格体験記】勉強方法や時間までリアルな記録」(2026年10月3日更新):https://coeteco.jp/articles/15087
  • 公開体験談:JOBROADEN「【生成AIパスポート】独学で合格してわかった勉強時間や勉強方法!」(2025年1月2日公開/2025年7月4日更新):https://jobroaden.com/ai/problem/
  • 公開体験談:AI Etude「生成AIパスポートってどう?合格者が語る勉強法や勉強時間など」(2026年4月20日公開):https://ai-etude.com/generate-ai-passport-exam/

当サイト「AI資格ナビ」は、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)および各出版社・研修会社とは関係のない非公式の情報サイトです。本文で挙げた教材・講座は公開情報の紹介であり、特定の製品・会社の推奨ではありません。勉強時間は公開されている個人の記録に基づく目安で、当サイトが検証した数値ではなく、合否を保証するものでもありません。日程・価格・シラバスは変更され得るため、申込・購入の前にGUGAの公式ページでご確認ください。
文責:AI資格ナビ編集部

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