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生成AIパスポートとITパスポートの違い|どちらを先に取る?

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生成AIパスポートとITパスポートの違い|どちらを先に取る?

結論:名前は似ていますが、主催団体も試験区分も別の試験です

「生成AIパスポート」と「ITパスポート」は、名前の末尾が同じため混同されやすい2つの試験です。検索でも並んで出てきますし、社内で「パスポートを取らせたい」という話が出たときに、どちらを指しているのか確認が必要になる場面があります。

結論から書くと、この2つは主催団体が違い、試験区分が違い、出題範囲の中心も違います。2026年10月時点の公表情報で整理すると、違いは次の3点に集約できます。

  • 試験区分:ITパスポート試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験(情報処理技術者試験の一区分、略号IP)です。生成AIパスポートは、GUGA(生成AI活用普及協会)が実施・認定する試験で、国家試験ではありません
  • 出題範囲の中心:ITパスポートはITの共通的な基礎知識を広く(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野)。生成AIパスポートは生成AIの仕組み・リスク・活用に絞って出題されます
  • 受験できるタイミング:ITパスポートはCBT方式で年間を通じて随時。生成AIパスポートは年5回(2月・4月・6月・8月・10月)の受験期間に限られます

そして、どちらを先に取るかは「どちらが上か」では決まりません。目的(何に使う資格か)と、受験できるタイミングの制約で決まります。この記事では、両団体が公表している事実だけを並べたうえで、向く人・向かない人を分けて整理します。

なお当サイトは、主催団体とは関係のない非公式の情報サイトです(about)。合否や資格の価値について断定はしません。

2つの試験の事実を並べる(2026年10月時点)

まず、両団体が公表している値をそのまま並べます。2026年10月時点の公表値です。

項目 生成AIパスポート ITパスポート試験
主催・実施 GUGA(生成AI活用普及協会) IPA(情報処理推進機構)
試験区分 GUGAが実施・認定する試験(国家試験ではありません) 国家試験。情報処理技術者試験の一区分(略号IP)
受験資格 制限なし 特段なし。何回でも受験できる
受験方式 オンライン(IBT方式) CBT方式。全国の試験会場で年間を通じて随時
試験時間・問題数 60分・60問 120分・小問100問
出題形式 四肢択一式(一部複数選択を含む) 四肢択一式
受験料・手数料 一般11,000円(税込)/学生5,500円(税込) 7,500円(税込)
合格基準 公表されていません 総合評価点600点以上(1,000点満点)かつ分野別評価点が各300点以上(各1,000点満点)。IRT(項目応答理論)で評価点を算出
出題範囲の中心 生成AIの仕組み・リスク予防・活用(シラバスで公表) ストラテジ系35問程度/マネジメント系20問程度/テクノロジ系45問程度
実施頻度 年5回(2月・4月・6月・8月・10月)。各回おおよそ1か月の受験期間 年間を通じて随時

出典は、生成AIパスポートがGUGA 生成AIパスポート試験概要、ITパスポート試験がIPA ITパスポート試験(試験区分)およびITパスポート試験 試験内容・出題範囲、受験手数料はIPA スケジュール、手数料などです。

生成AIパスポート単体の試験概要は生成AIパスポートとは|試験概要に、費用の内訳は生成AIパスポートの費用・価格一覧にまとめています。

試験区分の違い:ここを間違えると履歴書で困ります

表のなかで、実務上もっとも影響が大きいのは試験区分です。

ITパスポート試験は、IPAの公式ページで国家試験であり、情報処理技術者試験の区分の一つと明記されています。対象者像も「職業人及びこれから職業人となる者が備えておくべき、ITに関する共通的な基礎知識をもち、ITに携わる業務に就くか、担当業務に対してITを活用していこうとする者」と公表されています。

一方、生成AIパスポートはGUGAが実施・認定する試験です。GUGAは「生成AIリスクを予防する日本最大級の資格試験」と位置づけており、受験資格は「制限なし」としています。国家試験ではないため、履歴書や社内の資格一覧に「国家資格」と書くのは誤りになります。

どちらも「取ったら無効にならない」と断定できる情報は、この記事の執筆時点で両団体のページから確認していません。資格の有効期限・更新の扱いはAI資格の有効期限と更新で整理しています。

出題範囲の違い:「広く浅く」と「狭く深く」

範囲の形が違うため、同じ勉強法は使えません。

2つの試験の出題範囲を並べた地図。左のITパスポート試験はストラテジ系35問程度・マネジメント系20問程度・テクノロジ系45問程度の3分野が横に広がり、テクノロジ系の中の一部にAIと生成AIの項目が含まれる。右の生成AIパスポートは生成AIの仕組み・リスク予防・活用という1本の柱が縦に深く伸びている。重なるのはAI・生成AIの基礎部分だけであることを示している。
図1:ITパスポートは3分野に横に広がり、生成AIパスポートは生成AI1本を縦に深く扱う。重なるのは基礎部分だけです

ITパスポート試験の範囲

IPAは出題分野と分野ごとの問題数を公表しています。ストラテジ系(経営全般)35問程度、マネジメント系(IT管理)20問程度、テクノロジ系(IT技術)45問程度です。公式ページには、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、情報セキュリティ、情報デザイン、企業活動、システム開発・運用、関連法規、AI、ビッグデータ、IoT、アジャイルといった分野が並びます。

つまりAIは、3分野のうちテクノロジ系の一部の項目という位置づけです。経営戦略や法務、プロジェクトマネジメントまで含めて勉強することになります。

ITパスポートにも生成AIは出題されます

「生成AIのことはITパスポートでは問われない」という誤解があります。事実は違います。

IPAは2023年8月7日に、ITパスポート試験のシラバスに「生成AIの仕組み、活用例、留意事項等に関する項目・用語例を追加」したことを公表しており、この改訂に基づく出題は2024年4月の試験からとされています(ITパスポート試験におけるシラバスの一部改訂について)。生成AIに関するサンプル問題もIPAから公開されています。シラバスはその後も更新され、ITパスポート試験の公式ページではVer.6.5(2026年1月8日掲載)が案内されています(2026年10月時点)。

ただし、分野ごとの問題数から考えると、生成AIに割かれる問題数が多いとは言えません。IPAは項目単位の出題数を公表していないため、「何問出るか」を書くことはできません。

生成AIパスポートの範囲

生成AIパスポートは、GUGAが公開するシラバスから出題されます。シラバスは大項目・中項目・学習目標・学習項目・詳細キーワードの階層でPDF公開されており、第1章は「AIの基礎と歴史」から始まります。GUGAのページには、2026年10月試験まで対応版と2027年2月試験より適用される新版の2つのシラバスPDFが置かれています。

GUGAは「毎年2月を基本として年1回以上の頻度でシラバスの改訂を行っています」と明記しています。改訂の頻度は、ITパスポートと比べて要注意の点です。範囲が生成AIに絞られているぶん、技術やガイドラインの動きが直接反映されます。直近の改訂内容は生成AIパスポートのシラバス改定と変更点で追っています。

受験方式・申込タイミングの違い

範囲以上に、計画に影響するのが受験できるタイミングです。

2つの試験の受験タイミングを比べたタイムライン図。上段のITパスポート試験は1年の帯が全区間ぬりつぶされ、CBT方式で年間を通じて随時、全国の試験会場で受験できることを示す。下段の生成AIパスポートは2月・4月・6月・8月・10月の5か所にそれぞれ約1か月の受験期間のブロックが並び、各ブロックの前に申込期間が前月末までとして矢印で示されている。
図2:ITパスポートは随時、生成AIパスポートは年5回の受験期間。締切の有無で計画の立て方が変わります

ITパスポート試験:CBTで随時

IPAはITパスポート試験を「CBT方式により随時実施」と公表しています。全国の試験会場で受験でき、公式FAQでは受験資格は特段なく、何回でも受験できること、受験終了後に受験者端末に試験結果が表示されることが案内されています。支払いはクレジットカード・コンビニ・バウチャーから選べます。

つまり「いつ受けるか」の制約がほぼありません。準備ができた時点で予約する形になります。

生成AIパスポート:年5回の受験期間

生成AIパスポートはオンライン(IBT方式)で、年5回(2月・4月・6月・8月・10月)の実施です。各回はおおよそ1か月の受験期間が設定され、申込は受験月の前月末までです。GUGAの公表スケジュールでは、たとえば2027年2月試験の申込期間は2026年10月1日から2027年1月31日までとなっています(2026年10月時点)。

締切を逃すと次は2か月後です。日程と申込の実務は生成AIパスポートの試験日程と申込、当日の流れは生成AIパスポートの受験の流れにまとめています。

なお生成AIパスポートには団体申込の割引制度があり、GUGAは会員団体(一般個人会員を除く)が人数問わず20%割引、非会員団体は2名以上で申込可能・10名以上で10%割引と公表しています。企業でまとめて受けさせる場合の実務は生成AIパスポートの団体受験をご覧ください。

合格基準と合格率:比べ方に注意が必要です

数字が並ぶと「こちらのほうが簡単」と読みたくなりますが、この2つの合格率は性質が違うため、そのまま比べられません。公表値を事実として確認します。

公表されている数字

  • 生成AIパスポート:GUGAが回ごとに結果を発表しています。2026年6月試験(受験期間2026年6月1日〜6月30日)は受験者数21,752名・合格者数17,380名・合格率79.90%、累計受験者数115,062名・累計有資格者数90,789名と発表されています(GUGA 2026年6月試験の結果)。なお合格基準はGUGAのページに記載がありません
  • ITパスポート試験:IPAは年間の数値を発表しています。令和7年度は応募者数307,266人・受験者数271,352人・合格者数132,012人・合格率48.6%です(2026年4月21日発表、令和7年度「iパス」の年間応募者数等について)。月次の統計はITパスポート試験 統計情報で公開されています

そのまま比べられない理由

理由は3つあります。いずれも公表情報から読み取れる構造の違いです。

  1. 合格基準の公開状況が違います。ITパスポートは総合評価点600点以上かつ分野別評価点が各300点以上という基準が明示されています。生成AIパスポートは合格基準が公表されていないため、「何割取れば合格」という比較ができません
  2. 受験者層が違います。ITパスポート試験は、IPAの発表で令和7年度の社会人応募者のうち非IT系企業が179,995人、IT系企業が40,715人と公表されており、学生・生徒の応募も含みます。生成AIパスポートの受験者属性は、GUGAの結果発表には記載がありません
  3. 分野別の基準点の有無が違います。ITパスポートは3分野すべてで300点以上が必要なため、苦手分野を捨てる戦略が取れません。生成AIパスポートにそうした分野別の基準が設けられているかは公表されていません

したがって「合格率79.90%だから生成AIパスポートのほうが簡単」とは書けません。言えるのは範囲の広さと基準の作りが違うということだけです。生成AIパスポートの難易度の見方は生成AIパスポートの難易度と合格率で、回ごとの公表値も含めて整理しています。

向く人・向かない人を分けて考える

「どちらが良いか」ではなく、「自分の目的にどちらが届くか」で分かれます。

生成AIパスポートが向く人

  • 生成AIを業務で使うときのリスクを一通り押さえたい人:GUGAが試験の位置づけとして掲げているのが「生成AIリスクを予防する」です。範囲の中心がここにあります
  • 非エンジニアで、まず生成AIだけを学びたい人:ネットワークやデータベース、経営戦略まで広げずに済みます
  • 短い準備期間で1つ形にしたい人:試験は60分・60問です(学習時間の目安はGUGAも公表していません)
  • 社内で生成AIの利用ルールを作る立場の人:リスクとガバナンスが範囲に含まれます

生成AIパスポートが向かない人

  • 国家資格であることが社内規定上の条件になっている人:生成AIパスポートは国家試験ではありません
  • ITの共通基礎(ネットワーク・セキュリティ・プロジェクト管理・法務)を体系的に学びたい人:範囲外です
  • 受験時期を選べない人:年5回の受験期間に合わせる必要があります

ITパスポート試験が向く人

  • ITの共通的な基礎知識を広く押さえたい人:IPAの対象者像がそのまま当てはまります
  • 国家試験であることを重視する人・社内規定で国家資格が要件になっている人
  • 受験時期を自分で決めたい人:CBTで随時受験できます
  • これから就職・異動でIT活用の担当になる人:経営・管理・技術の3方向が入ります

ITパスポート試験が向かない人

  • 生成AIの実務(プロンプトの扱いや著作権・情報漏えいの線引き)を重点的に学びたい人:生成AIの項目は含まれますが、3分野のうちの一部です
  • 範囲を絞って短期で1つ取りたい人:120分・100問・3分野を一通り見る必要があります

4資格(生成AIパスポート/G検定(ジェネラリスト検定)/E資格(エンジニア資格)/データサイエンティスト検定 リテラシーレベル)のなかでの位置づけはAI資格の比較・選び方に、「取る意味があるのか」という問いは生成AIパスポートは意味ない?向く人・向かない人にまとめています。

どちらを先に取るか:判断の順番(4ステップ)

両方に受験資格の制限はないため、併願も可能です。順番だけを決める手順にします。

どちらを先に受けるかを決める4ステップのフロー図。ステップ1で社内規定や指示の有無を確認し、指定があればそれに従う。ステップ2で目的が生成AIの実務かITの共通基礎かを選ぶ。ステップ3で直近の受験可能日を並べ、生成AIパスポートの次回受験期間が近いかを確認する。ステップ4で費用と準備期間を1回分で確認して着手する。各ステップに分岐の条件が添えられている。
図3:規定の確認→目的→受験可能日→1回分の費用。この順で見ると順番は自然に決まります

ステップ1:社内の指定があるかを先に確認する

資格取得支援制度や昇格要件で資格名が指定されている場合、そこが出発点です。名前が似ているので、指定されているのがどちらなのかを文字で確認してください。「ITパスポート」と書かれているなら生成AIパスポートでは要件を満たしません。逆も同じです。

ステップ2:目的を1つに決める

「生成AIを安全に業務で使う」のか、「ITの共通基礎を一通り押さえる」のか。前者なら生成AIパスポート、後者ならITパスポートが範囲として対応します。両方が目的なら、次のステップで順番を決めます。

ステップ3:直近で受験できる日を並べる

ITパスポートは随時、生成AIパスポートは年5回です。生成AIパスポートの次回受験期間が近いなら、締切のあるほうを先に片付けるのが段取りとしては素直です。ITパスポートは後ろにずらしても機会が減りません。逆に、生成AIパスポートの次回まで日数がある場合は、その間にITパスポートを受けるという置き方ができます。

ステップ4:1回分の費用と準備期間で確認する

費用は生成AIパスポートが一般11,000円(税込)、ITパスポートが7,500円(税込)です。どちらも1回分の金額で、両方受ければ合計がかかります。同時に2つ走らせると範囲が混ざるため、1つに絞って着手するほうが進みます。

生成AIパスポートの勉強の進め方は生成AIパスポートの勉強法、教材の選び方は生成AIパスポートの参考書の選び方にまとめています。GUGAは2027年試験シラバス対応の公式テキストを2,090円(税込)として案内しています(2026年10月時点)。

よくある失敗・誤解

「生成AIパスポートはITパスポートの生成AI版」だと思い込む

主催団体が別で、試験区分も別です。IPAの試験区分一覧に生成AIパスポートは含まれません。ITパスポートの上位・下位という関係も、どちらの団体も公表していません。

生成AIパスポートを「国家資格」と書いてしまう

履歴書や社内資料で起きやすい誤記です。国家試験と明記されているのはITパスポート試験(情報処理技術者試験の一区分)のほうです。合格後の書き方は生成AIパスポート合格後のバッジと履歴書にまとめています。

「ITパスポートには生成AIが出ない」と考えて対策から外す

IPAは2023年8月に生成AIに関する項目・用語例をシラバスに追加し、2024年4月の試験から出題するとしています。生成AIの用語を知らないままでは取りこぼす可能性があります。

合格率だけを並べて難易度を決める

合格基準の公開状況・受験者層・分野別基準点の有無が違います。前の章のとおり、この2つの合格率は同じ条件で測られた数字ではありません。

生成AIパスポートの申込締切を逃す

受験できるのは年5回です。申込は受験月の前月末まで。「来週受けよう」ができません。ITパスポートの随時受験に慣れていると、この違いを見落としやすくなります。

ITパスポートで苦手分野を捨てる計画を立てる

分野別評価点が各300点以上という基準があります。ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系のどれかを空白にすると、総合評価点が足りても基準を満たしません。

古いシラバスで勉強する

生成AIパスポートは毎年2月を基本に年1回以上改訂されます。GUGAのページには2026年10月試験まで対応版と2027年2月試験より適用の新版が並んでいます。自分が受ける回がどちらの適用かを、申込前に確認してください。

よくある質問

Q1. 生成AIパスポートはITパスポートの上位資格ですか?

いいえ、そうした上下関係はどちらの団体も公表していません。GUGAとIPAは別の団体で、ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一区分(国家試験)、生成AIパスポートはGUGAが実施・認定する試験です。範囲も、ITパスポートが3分野にまたがる共通基礎、生成AIパスポートが生成AIに絞った内容という違いがあります。比べる軸は「上か下か」ではなく「範囲が自分の目的に合うか」です。

Q2. 両方取る意味はありますか?

目的が2つあるなら意味はあります。範囲の重なりはAI・生成AIの基礎部分に限られ、ITパスポートのストラテジ系・マネジメント系は生成AIパスポートの範囲外、生成AIパスポートのリスク予防・活用の詳細はITパスポートの3分野の一部に収まる、という関係です。重複が小さいぶん、2つ取れば守備範囲は広がります。一方で、どちらか1つで足りる場合もあります。ITの共通基礎が先に必要ならITパスポート、生成AIの利用ルールづくりが先ならば生成AIパスポート、という分け方が実務には合います。費用は合計で18,500円(税込、一般区分)です。

Q3. 会社で社員に取らせるなら、どちらから始めるのが進めやすいですか?

どちらが良いとは申し上げられませんが、進め方の条件には違いがあります。生成AIパスポートは団体申込の割引(会員団体20%割引、非会員団体は10名以上で10%割引)があり、受験期間が年5回に固定されているため全員を同じ回に揃えやすいという性質があります。反面、申込締切から逆算した社内決裁が必要です。ITパスポートは随時受験のため各自のペースに任せられますが、全員の受験時期が揃いません。社内制度の設計は資格取得支援制度のつくり方、中小企業での導入手順は中小企業のAI資格導入手順にまとめています。

まとめ

  • 別の試験です。ITパスポート試験はIPAの国家試験(情報処理技術者試験の一区分)、生成AIパスポートはGUGAが実施・認定する試験で国家試験ではありません。
  • 範囲の形が違います。ITパスポートはストラテジ系35問程度・マネジメント系20問程度・テクノロジ系45問程度の3分野。生成AIパスポートは生成AIに絞った60問です。
  • ITパスポートにも生成AIは出題されます(2023年8月のシラバス改訂、2024年4月試験から)。ただし項目単位の出題数は公表されていません。
  • 受験できるタイミングが違います。ITパスポートはCBTで随時、生成AIパスポートは年5回(2月・4月・6月・8月・10月)で申込は前月末まで。
  • 合格率は同じ条件で測られていません。合格基準の公開状況・受験者層・分野別基準点の有無が違うため、79.90%(生成AIパスポート2026年6月試験)と48.6%(ITパスポート令和7年度)を並べて難易度を決めることはできません。
  • 順番は、社内の指定→目的→直近の受験可能日→1回分の費用の順に見ると決まります。両方に受験資格の制限はなく、併願もできます。

名前が似ているのは末尾の「パスポート」だけです。中身を分けて見れば、自分に必要なほうは見分けられます。

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(この記事の情報は2026年10月時点のものです。最新の内容はGUGA・IPAの公式ページをご確認ください。/AI資格ナビ編集部)

当サイトは、各資格の主催団体(GUGA・JDLA・データサイエンティスト協会など)とは関係のない、非公式の情報サイトです。試験日程・受験料・出題範囲・合格基準は主催団体の公式発表を一次情報として確認してください。