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生成AIパスポート

生成AIパスポートの難易度と合格率|回ごとの受験者数と合格ライン

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生成AIパスポートの難易度と合格率|回ごとの受験者数と合格ライン

生成AIパスポートの合格率は、主催団体である一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が結果を公表している全10回で 73.71%〜79.90%、直近の2026年6月試験は 79.90%(21,752名が受験し17,380名が合格)です。2026年9月時点で、これがGUGAの発表値にもとづく事実のすべてです。

結論:生成AIパスポートは「受験者の約4人に3人以上が合格する試験」であり、回を追うごとに合格率はゆるやかに上がっています。ただし合格基準(合格ライン)はGUGAが開示していないため、難易度は合格率から読む「目安」にとどまります。

  • 回別の合格率は 73.71%(2023年第1回)から 79.90%(2026年6月)まで、いずれも7割台〜8割手前で推移
  • 受験者数は1回あたり1,031名から28,415名まで拡大し、累計受験者数は115,062名(2026年6月時点・GUGA発表)
  • 合否の基準点と採点の詳細はGUGAが「開示していない」と明記している。「◯問正解で合格」と断定する情報は公式ではない

この記事の対象:これから生成AIパスポートを受けるか判断したい社会人と、社員に受験させるかを検討している人事・研修担当の方。

今日やること:下の回別データ表で合格率の水準を確認し、受験料11,000円(税込)と年5回の日程が自分の予定に合うかだけ先に決めてしまう。

結論:合格率は約74〜80%、直近3回は78%台〜79%台で安定

生成AIパスポートは、GUGAが2023年10月から実施している生成AIのリテラシー試験です。GUGAは試験回ごとに「受験者数・合格者数・合格率」をプレスリリースで公表しており、2026年9月時点で結果が出ているのは10回分です。

その10回を並べると、合格率は次のように動いています。

  • 初回(2023年10月)が最も低く 73.71%
  • 2024年〜2025年は 75%台〜78%台を行き来
  • 2026年に入ってからは 78.84% → 79.35% → 79.90% と3回連続で上昇

10回すべてで7割を下回った回はありません。国家資格や難関民間資格のように「受験者の大半が落ちる」タイプの試験ではない、というのが合格率から読み取れる事実です。

ただし注意点があります。合格率が高いことは「勉強しなくても受かる」ことを意味しません。生成AIパスポートは受験資格に制限がなく(GUGA公式の試験概要より)、企業の団体受験も多い試験です。受験者の多くが事前に公式テキストや講座で対策したうえで臨んでいる、という前提のもとでの7割台〜8割の数字だと読むのが妥当です。難易度の評価は、この点を踏まえた目安として扱ってください。

生成AIパスポートの回別合格率の推移。2023年第1回の73.71%から2026年6月の79.90%まで、10回分の合格率と受験者数を並べた折れ線グラフ
回別の合格率と受験者数の推移(GUGA発表値・2026年9月時点)

回ごとの受験者数・合格者数・合格率(GUGA発表値)

GUGAが各回の結果発表で公表した数値をそのまま表にしました。合格率はGUGAが発表している値を記載しています(受験者数と合格者数から当サイトで再計算した値ではありません)。

生成AIパスポート試験 回別結果(出典:GUGA各回の結果発表・2026年9月時点)
試験回 受験期間 受験者数 合格者数 合格率
2023年 第1回 2023年10月6日〜10月7日 1,031名 760名 73.71%
2024年 第1回 2024年2月16日〜2月22日 1,613名 1,211名 75.08%
2024年 第2回 2024年6月1日〜6月30日 2,985名 2,351名 78.76%
2024年 第3回 2024年10月1日〜10月31日 3,733名 2,828名 75.76%
2025年2月試験 2025年2月1日〜2月28日 6,590名 5,104名 77.45%
2025年6月試験 2025年6月1日〜6月30日 10,759名 8,300名 77.14%
2025年10月試験 2025年10月1日〜10月31日 26,230名 20,529名 78.27%
2026年2月試験 2026年2月1日〜2月28日 28,415名 22,401名 78.84%
2026年4月試験 2026年4月1日〜4月30日 9,436名 7,487名 79.35%
2026年6月試験 2026年6月1日〜6月30日 21,752名 17,380名 79.90%

表を読むときの3つの注意

1. 2026年4月試験の受験者数が少ないのは、回が増えたためです。 GUGAは2025年10月1日の発表で、2026年から試験の開催回数を年3回から年5回(2月・4月・6月・8月・10月)に拡大すると告知しました。4月と8月は2026年に新設された回で、2026年4月試験はその初開催にあたります。受験者が2月と6月に分散した結果として9,436名になったもので、人気が落ちたことを示す数字ではありません。

2. 累計受験者数は115,062名です(2026年6月時点)。 GUGAは2026年7月17日の発表で、累計受験者数が11万名を突破したと公表しています。初回の1,031名から2年8か月ほどでこの規模になりました。

3. 2026年8月試験の結果は、2026年9月時点でまだ公表されていません。 GUGAは受験期間終了後1か月以内に会員ページで結果を知らせるとしており、これまでの回も結果発表は翌月中旬でした。8月試験(2026年8月1日〜8月31日)の集計値が出た段階で、本記事の表も更新します。

合格基準(合格ライン)はGUGAが開示していない

「生成AIパスポートは何点で合格ですか」は最も多い質問のひとつですが、2026年9月時点でGUGAは合格ラインを公表していません。GUGA公式のよくある質問では、合否に関する基準点や採点の詳細については開示していない、と明記されています。

Web上には「正答率7割が目安」「60問中48問で合格圏」といった数字が流通していますが、これらはいずれも受験者の体験談や第三者による推定であって、主催団体の発表ではありません。当サイトでも、公式に確認できない合格ラインを断定して書くことはしません。

公式に確認できるのは次の点です。

  • 試験後、全受験者の得点を集計・分析した結果が合否通知メールに記載される(GUGA公式FAQ)
  • 設問ごとの正解・不正解など、詳細な得点開示は行われない
  • 合否は受験期間終了後1か月以内に会員ページで通知される(GUGA公式の試験概要)

したがって現実的な対策は、「◯問取れば受かる」を狙うのではなく、シラバスの範囲を一通り埋めて取りこぼしを減らすことです。範囲別の進め方は生成AIパスポートの勉強法|出題範囲と勉強時間の目安で詳しく整理しています。

試験の事実(2026年9月時点):日程・受験料・形式・出題範囲

難易度を判断する前提として、GUGA公式が公開している試験の条件を確認します。以下はすべてGUGAの試験概要ページに記載されている内容です。

  • 実施回数:年5回(2月・4月・6月・8月・10月)。2026年10月試験は申込期間が8月1日〜9月30日、受験期間が10月1日〜10月31日
  • 受験料:一般 11,000円(税込)/学生 5,500円(税込)
  • 受験資格:制限なし
  • 実施形式:オンライン(IBT方式)。受験期間中の好きな時間に自宅などから受験できる
  • 試験時間・問題数:60分間・60問
  • 出題形式:四肢択一式(一部複数選択を含む)
  • 出題範囲:GUGA公開のシラバスより出題
  • 合格後:合格証書とオープンバッジ(Open Badges規格)が発行され、有効期限は設けられていない

1問あたりの持ち時間は単純計算で1分です。四肢択一式で60問を60分なので、迷って戻る余裕は多くありません。「知識量」より「知っている論点を素早く判断できるか」が問われる形式だといえます。

生成AIパスポート受験の流れ。申込期間、受験期間、IBT方式で60分60問を受験、受験期間終了後1か月以内に会員ページで合否確認、合格証書とオープンバッジ発行までの5段階のフロー図
申込から合否確認・オープンバッジ発行までの流れ(GUGA公式の記載にもとづく)

2026年2月試験からシラバスが改訂されている

GUGAは2025年10月1日に、2026年2月開催の試験からシラバスを改訂すると発表しました。公表されている主な改訂点は次のとおりです。

  • ChatGPTの最新モデルの変遷を追加。GeminiやClaude、Copilotへの言及を追加
  • RAG(Retrieval-Augmented Generation)の歴史や仕組みを新規追加
  • AIエージェントの概要やツール例を追加
  • 2025年3月改訂の「AI事業者ガイドライン(第1.1版)」に対応
  • 2025年6月公布の「AI新法」を新規項目として追加

あわせて公式テキストの第4版が2025年10月1日から販売されています。2025年10月試験までの旧シラバス版で対策すると、法制度とツール周辺で範囲が足りません。中古の書籍やまとめ記事を使う場合は、どのシラバス版に対応しているかを必ず確認してください。GUGAは旧版のシラバスPDFも別URLで公開しているため、手元の教材がどちらに対応しているかは照合できます。

合格率が高いのに落ちる人がいる理由

合格率が79%台ということは、それでも約5人に1人は不合格になっているということです。GUGAは不合格者の内訳や失点傾向を公表していないため断定はできませんが、公開されている試験条件から説明できるつまずき方が3つあります。

失敗1:旧シラバスの教材だけで対策した
前述のとおり2026年2月試験からRAG・AIエージェント・AI新法が加わりました。ツールの使い方に詳しくても、法制度とガイドラインの側は別途覚える必要があります。範囲の広さより「範囲の更新」が落とし穴です。

失敗2:時間配分を試さずに本番に入った
60分で60問という条件を、事前に一度も通しで体験しないまま受験するケースです。IBT方式は自宅などから受けられる分、練習環境も本番と同じにできます。出題範囲に沿った生成AIパスポートの予想問題を、時間を計って通しで解いておくだけで印象は変わります。なお、GUGAは過去問を公開していないため、「過去問」を名乗る問題は公式のものではありません。

失敗3:受験環境の要件を満たしていなかった
GUGA公式FAQは推奨環境として、Windows 10/11またはmacOS 11以上、Edge・Firefox・Safari・Chromeなどの最新ブラウザ、最低5Mbps以上の安定したインターネット接続などを挙げています。試験そのものではなく環境で時間を溶かすのは避けたいところです。受験期間の最終日にまとめて受けようとせず、余裕のある日程を選ぶのが安全です。

生成AIパスポートの難易度の見取り図。左に受かりやすい条件として最新シラバス対応の教材・60分60問の時間配分の練習・受験環境の事前確認、右に落ちやすい条件として旧シラバスの教材・通し演習なし・環境未確認を対比した図
難易度の見取り図:合格率79%台でも差がつく3つの分岐

難易度を「向く人・向かない人」で判断する

合格率だけでは、自分が受けるべきかは決まりません。資格の価値そのものについては断定を避けたうえで、公開されている試験条件から言えることを分けて整理します。

条件が合いやすい人

  • 生成AIを業務で使い始めた/使う予定があり、著作権・個人情報・ガイドラインの線引きを体系的に押さえたい人
  • 年5回・オンライン受験・受験資格なしという、着手のハードルが低い試験から始めたい人
  • 社内で生成AI利用のルールを整える立場にあり、共通の知識水準を可視化したい人事・研修担当者

条件が合いにくい人

  • 機械学習の実装スキルを証明したい人(生成AIパスポートは実装を問う試験ではありません)
  • ディープラーニングの理論やアルゴリズムまで扱いたい人(この領域はG検定(ジェネラリスト検定)やE資格(エンジニア資格)の範囲です)

生成AIパスポートとG検定はカバーする範囲も主催団体も異なります。どちらを先に取るべきかは生成AIパスポートとG検定の違い|目的別の選び方で、出題範囲と受験条件を並べて比較しています。

よくある質問

Q1. 生成AIパスポートの合格率は、これからも8割前後で続きますか。

2026年9月時点でGUGAは将来の合格率について何も公表していないため、断定はできません。事実として言えるのは、結果が公表された10回すべてが73.71%〜79.90%の範囲に収まっていること、そして2026年の3回は78.84%・79.35%・79.90%と上昇していることだけです。受験者数が1回あたり2万名を超える規模になっており、母集団の性質が変われば数値が動く可能性はあります。

Q2. 何問正解すれば合格ですか。

GUGAは合否の基準点と採点の詳細を開示していません。したがって「◯問で合格」と断定できる公式情報は、2026年9月時点で存在しません。Web上の「7割」「48問」といった数字は受験者の体験談や第三者の推定です。目標を置くなら、特定の問題数ではなくシラバスの全範囲を一巡させることを基準にしてください。

Q3. 落ちた場合、すぐに受け直せますか。

受験資格に制限はなく(GUGA公式の試験概要)、試験は年5回(2月・4月・6月・8月・10月)実施されます。次の回に申し込めば再受験は可能です。ただし受験料は都度必要で、一般は1回11,000円(税込)、学生は5,500円(税込)です。再受験時の割引制度については、2026年9月時点でGUGA公式に記載を確認できていません。

まとめ

  • 生成AIパスポートの合格率は、GUGAが結果を公表した全10回で 73.71%〜79.90%。直近の2026年6月試験は 79.90%
  • 受験者数は1回あたり最大28,415名、累計受験者数は115,062名(2026年6月時点)
  • 合格基準(合格ライン)はGUGAが開示していない。「◯問正解で合格」は公式情報ではない
  • 2026年2月試験からシラバスが改訂され、RAG・AIエージェント・AI新法などが加わった。旧版教材のままだと範囲が足りない
  • 難易度は「対策すれば届く水準」と読めるが、これは合格率から導いた目安であり、GUGAが難易度を公表しているわけではない

数値の一次情報はすべてGUGAの結果発表です。受験前には必ずGUGA公式の試験概要で最新の日程と条件を確認してください。

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本記事の数値は、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が公表した各回の試験結果発表および試験概要ページにもとづくもので、2026年9月時点の内容です。試験日程・受験料・出題範囲は変更される場合があります。最新情報は必ず主催団体の公式ページをご確認ください。AI資格ナビは、主催団体とは関係のない非公式の情報サイトです。
文責:AI資格ナビ編集部

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