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AI資格4つの費用相場|受験料と講座費、企業が負担するときの目安

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AI資格4つの費用相場|受験料と講座費、企業が負担するときの目安

2026年9月時点で主催団体が公表している受験料は、生成AIパスポートが11,000円(税込)、G検定が13,200円(税込)、E資格が33,000円(税込)、データサイエンティスト検定 リテラシーレベルが10,000円(税抜)です。一方で、講座費については「公式に公表された相場」は存在しません。日本ディープラーニング協会(JDLA)の認定プログラム一覧にも受講料は載っておらず、価格は各事業者が個別に公開しています。

結論:金額が確定しているのは受験料だけ。講座費に公式の相場はない

「AI資格の費用相場と、おすすめの会社は?」という問いに対して、出典を示して答えられる範囲と、答えられない範囲がはっきり分かれます。先に結論を書きます。

  • 結論:4資格の受験料は主催団体が公表しており1円単位で確定します。講座費は主催団体が金額を公表しておらず、「相場」を示せる一次情報がありません。
  • 要点1:受験料は10,000円台が3つ、E資格だけ33,000円(税込)と高い。E資格は受験料の前に認定プログラムの修了が必須で、費用構造そのものが他の3つと違います。
  • 要点2:データサイエンティスト検定だけ協会サイトの表記が税抜です。4資格を並べて予算を組むときに、ここで金額がずれます。
  • 要点3:JDLAの認定プログラム一覧には事業者名・学習方式・対象者・助成金対応の有無は載っていますが、受講料は載っていません(2026年9月時点)。
  • 対象読者:これから受験する社会人と、社員の受験費用を会社で負担するか検討している人事・研修担当者。
  • 今日やること:まず受験料×受験予定人数だけで下限予算を出す。講座費はその後に、各事業者の公開価格を自分で並べて決める。

本記事は、主催団体が公開している金額だけを表に載せ、特定の研修会社を「おすすめ」とは書きません。理由は4資格の違いと目的別の選び方と同じで、比較の基準が公開情報として揃っていない領域で順位づけをすると、読者の判断材料ではなく宣伝になるためです。

4資格の受験料一覧(2026年9月時点・主催団体の公表値)

主催団体の公式ページに掲載されている金額をそのまま並べます。税込・税抜の表記も公式ページの表記に合わせています。

図解: 4資格の受験料一覧(2026年9月時点・主催団体の公表値)
図解: 4資格の受験料一覧(2026年9月時点・主催団体の公表値)
資格 一般 学生ほか 公式ページの税表記 主催団体
生成AIパスポート 11,000円 学生 5,500円 税込 GUGA
G検定(ジェネラリスト検定) 13,200円 学生 5,500円 税込 JDLA
E資格(エンジニア資格) 33,000円 学生 22,000円/会員 27,500円 税込 JDLA
データサイエンティスト検定 リテラシーレベル 10,000円 学生 5,000円/大学会員 4,000円 税抜 データサイエンティスト協会

表を読むときの注意点が3つあります。

1つ目は税表記の違いです。GUGAとJDLAは税込で、データサイエンティスト協会は税抜で公表しています。データサイエンティスト検定の税込額は協会が公表していないため、税込ベースで4資格を横並びにする場合は、消費税分を自社で上乗せして計算してください。本記事では公表されていない金額を推計して載せることはしません。

2つ目は割引の有無です。G検定にはJDLAが公表している割引が2種類あります。再受験割引は半額(一般6,600円、学生2,750円)、「AI For Everyone」修了者割引は30%引き(一般9,240円、学生3,850円)です。落ちた場合に再受験する前提で予算を組むなら、この半額の存在は無視できません。

3つ目は会員価格です。E資格にはJDLA会員向けの27,500円(税込)、データサイエンティスト検定には大学・研究機関・自治体会員に在籍する学生向けの4,000円(税抜)があります。自社や自校が該当するかは、受験の前に確認する価値があります。

受験料以外にかかるお金:講座費・教材費・再受験

受験料だけを見て予算を組むと、あとから3つの費目が追加で出てきます。

講座費

4資格とも、講座を受けずに独学で受験することは可能です。ただしE資格だけは例外で、JDLA認定プログラムの修了が受験資格になっているため、講座費が必ず発生します(後述)。

生成AIパスポート・G検定・データサイエンティスト検定については、主催団体が「この講座を受けなければ受験できない」という条件を課していません。つまり、下限は受験料だけです。講座を使うかどうかは、学習にかけられる時間と、社内で学習時間を確保できるかで決める性質のものです。

教材費

各資格には出題範囲(シラバス)が公開されており、市販の対策本や公式教材が販売されています。ただし書籍の価格は版元や販売時期で変わり、主催団体が一元的に公表しているものではないため、本記事では金額を載せません。購入前に販売ページで確認してください。

再受験の費用

不合格だった場合、次の回の受験料が再度かかります。前述のとおりG検定には半額の再受験割引がありますが、生成AIパスポート・E資格・データサイエンティスト検定について同種の再受験割引は、2026年9月時点で主催団体の公式ページに記載を確認できていません。企業として予算を組むときは、対象人数の一定割合が再受験する前提で見ておくと、期中の追加申請が減ります。

E資格だけ費用構造が違う(認定プログラムの修了が必須)

E資格は、受験料33,000円(税込)が費用の全体ではありません。JDLAは受験資格として「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」を条件にしています。つまり、認定プログラムの受講料が受験料に先立って必ず発生します。

図解: E資格だけ費用構造が違う(認定プログラムの修了が必須)
図解: E資格だけ費用構造が違う(認定プログラムの修了が必須)

ここで多くの人が探すのが「認定プログラムの相場」ですが、JDLAの認定プログラム一覧ページに受講料は掲載されていません。一覧に載っている項目は、認定番号・事業者名・プログラム名・学習方式(オンライン、ハンズオン、対面など)・対象者(個人向け、法人向け)・使用技術(PyTorch、TensorFlow)・助成金対応の有無・インタビュー記事へのリンクで、価格は「各認定プログラムの実施事業者までご連絡ください」という案内になっています。一覧には認定No.00001から始まる事業者向けプログラムと、認定No.A0001から始まる大学向けプログラムが掲載されています。

したがって、E資格の総額を知るには、JDLAの一覧で候補事業者を絞り、各社のサイトで公開価格を自分で確認する手順が必要です。「相場はいくらか」という問いに対して公式の答えは存在しない、というのが2026年9月時点の事実です。受験資格と費用の関係はE資格の受験資格と費用の記事で詳しく整理しています。

なお試験日程は年2回で、E2026#1が2026年2月20日(金)から2月22日(日)、E2026#2が2026年8月28日(金)から8月30日(日)です。認定プログラムの修了には期間が必要なため、受験回から逆算して講座の申込時期を決める必要があります。

企業が負担するときの予算の組み方

人事・研修担当者が社内で稟議を通すときは、次の順で数字を積み上げると崩れにくくなります。

図解: 企業が負担するときの予算の組み方
図解: 企業が負担するときの予算の組み方
  1. 対象者と資格を先に決める:全社員に同じ資格を受けさせる必要はありません。業務内容ごとに、どの資格が対象かを決めます。
  2. 受験料×人数で下限を出す:ここまでは公表値で確定します。たとえば生成AIパスポートを20人なら、11,000円(税込)×20人=220,000円です。
  3. 再受験分を上乗せする:合格率は回ごとに変動します。全員が一度で合格する前提の予算は、期中で足りなくなりがちです。
  4. 講座が必要かを判断する:E資格は必須、それ以外は任意です。任意の3資格については「学習時間を業務時間内に取れるか」で判断が変わります。
  5. 申込の締切から逆算する:申込が締切を過ぎると、予算が確保できていても次の回まで受験できません。

この5つのうち、見落とされやすいのが最後の「申込の締切から逆算する」です。データサイエンティスト検定では、団体申込の締切が個人申込より早く設定されています。2026年6月6日(土)から6月21日(日)に実施される回の場合、個人申込が2026年4月20日から5月22日まで、団体申込は2026年4月20日から5月15日までです。社内の取りまとめに時間がかかる企業ほど、この1週間の差が効きます。

生成AIパスポートは年5回(2月・4月・6月・8月・10月)実施で、受験機会が多いぶん、社内スケジュールに合わせやすい試験です。ただし団体受験の割引額については、GUGAの公式ページで2026年9月時点で公開を確認できていません。金額を前提に稟議を書く場合は、事前に主催団体へ確認してください。企業としての進め方は生成AIパスポートの団体受験の記事にまとめています。

「おすすめの会社は?」に本記事が答えない理由と、自分で比べる手順

費用を調べていると「結局どこの講座がおすすめか」という結論を求めたくなります。本記事はその順位づけを出しません。理由は次の2つです。

1つ目は、価格が横並びで公開されていないためです。JDLAの認定プログラム一覧に受講料が載っていない以上、同じ条件で比べた価格表を第三者が作ることはできません。個別に集めた価格を並べても、含まれるサポート内容や受講期間が違えば比較として成立しません。

2つ目は、講座の効果を第三者が検証できないためです。「この講座なら合格できる」という断定は、主催団体も公表していません。

代わりに、自分で比べるときの手順を示します。

  1. 主催団体の公式ページで受験料と出題範囲を確認する(ここが判断の土台)。
  2. E資格の場合はJDLAの認定プログラム一覧で、学習方式・対象者・使用技術・助成金対応の有無から候補を絞る。
  3. 絞った事業者のサイトで、受講料・受講期間・含まれるもの(教材、質問対応、模試の有無)を同じ項目で書き出す。
  4. 受験料と合算した総額で比べる。

この手順なら、公開されている情報だけで自分の条件に合う選択ができます。社員に受けさせる場合の社内の進め方は社員にG検定・E資格を取らせる進め方を参照してください。

よくある失敗

税抜と税込を混ぜて集計する:データサイエンティスト検定だけ税抜表記です。4資格の受験料を1つの表に集計するとき、ここを揃えないと総額がずれます。

E資格を受験料だけで見積もる:認定プログラムの受講料が別途必要です。受験料33,000円(税込)だけを稟議に書くと、講座の申込段階でやり直しになります。

再受験の費用を予算に入れていない:合格率は回ごとに変わります。不合格者が出る前提で組んでおくと、追加の稟議が要りません。

団体申込の締切を個人と同じだと思う:データサイエンティスト検定では団体申込のほうが締切が早く設定されています。

ネットで見た「相場」をそのまま使う:講座費について主催団体が公表した相場は存在しません。出典のない金額を根拠に予算を作ると、後で説明できなくなります。

よくある質問

Q1. 4資格のなかで、いちばん安く始められるのはどれですか。
受験料だけを比べると、データサイエンティスト検定 リテラシーレベルの10,000円(税抜)と、生成AIパスポートの11,000円(税込)が近い水準です。ただし税表記が違うため、税込に揃えて比べてください。学生の場合は、生成AIパスポートとG検定がともに5,500円(税込)、データサイエンティスト検定が5,000円(税抜)、大学会員に該当すれば4,000円(税抜)です。

Q2. 会社が受験料を負担する場合、講座費も出すべきですか。
一律の答えはありません。E資格は認定プログラムの修了が受験資格なので、会社が受験を求めるなら講座費の負担は避けられません。生成AIパスポート・G検定・データサイエンティスト検定は独学での受験が可能なため、まず受験料のみを負担し、学習時間を業務時間内に確保する形から始める選択肢があります。

Q3. 不合格だった場合、受験料は戻りますか。返金や割引はありますか。
不合格時の返金について、4資格とも主催団体の公式ページで返金制度の記載を2026年9月時点で確認できていません。割引としては、G検定に再受験割引(半額)があることをJDLAが公表しています。それ以外の3資格の再受験割引は公式ページで確認できていません。

まとめ

AI資格の費用について、2026年9月時点で出典つきで確定できるのは受験料です。生成AIパスポート11,000円(税込)、G検定13,200円(税込)、E資格33,000円(税込)、データサイエンティスト検定 リテラシーレベル10,000円(税抜)。この4つの数字が、予算の土台になります。

講座費については、主催団体が公表した相場が存在しません。JDLAの認定プログラム一覧にも受講料は掲載されておらず、各事業者のサイトで個別に確認する仕組みです。したがって「おすすめの会社」を一意に決める公開情報は揃っていません。受験料で下限予算を固め、必要に応じて各社の公開価格を同じ項目で並べて比べる。この順序が、説明できる予算の作り方です。

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本記事は2026年9月時点で各主催団体(GUGA、日本ディープラーニング協会、データサイエンティスト協会)が公開している情報にもとづいて作成しています。受験料・日程・制度は変更される場合があるため、申込の前に必ず各主催団体の公式ページで最新の情報を確認してください。AI資格ナビは各主催団体とは関係のない非公式の情報サイトです。(AI資格ナビ編集部)

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