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生成AIパスポートに過去問はある?公開教材と練習問題の探し方

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生成AIパスポートに過去問はある?公開教材と練習問題の探し方

「生成AIパスポートの過去問を解きたい」「無料の模擬試験はないのか」と検索すると、「無料模試60問」「過去問まとめ」と書かれたページがいくつも出てきます。この記事では、2026年10月時点で主催団体である一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が実際に公開している教材だけを出典つきで整理し、無料の問題をどこまで信用してよいかの線引きまでをまとめます。

結論:公式の過去問も、公式の模擬試験も公開されていません

2026年10月時点で、当サイトがGUGAの公式サイトで確認できた範囲では、次のとおりです。

  • 公式の過去問はありません。実際に出題された問題そのものを掲載したページは、GUGA公式サイトにありません。
  • 公式の模擬試験もありません。「本番と同じ60問・60分」を名乗る模擬試験をGUGAが提供している案内は見当たりません。
  • GUGAが無料で公開しているのは、シラバス(出題範囲)のPDF、サンプル問題のPDF、LINE公式アカウントの○×形式AIクイズアプリの3つです(GUGA 試験概要)。
  • 検索で見つかる「無料模試」「過去問」は、すべて第三者がシラバスをもとに作った予想問題・練習問題です。

つまり「過去問を解いて傾向をつかむ」という勉強法は、この試験では成り立ちません。代わりに使うのは、出題範囲(シラバス)と、それに沿って作られた練習問題です。当サイトが公開している生成AIパスポートの予想問題も同じ位置づけで、実際の出題を再現したものではありません。

無料で使える模擬試験・練習問題はありますか

無料で問題を解きたい場合、選択肢は「GUGAが出しているもの」と「第三者が出しているもの」の2系統に分かれます。性格がまったく違うので、分けて把握してください。

図解 1
図解 1

GUGAが無料で出している問題(公式・少量)

  • サンプル問題のPDF(guga.or.jp/assets/sample.pdf)。分量は多くありませんが、主催団体自身が出した問題文はこれだけです。当サイトが2026年10月15日に取得した時点で、このファイルの最終更新日は2026年2月13日でした。
  • AIクイズアプリ。LINE公式アカウント上で無料提供されており、出題は○×形式です(GUGA 試験概要)。本番の四肢択一式とは形式が違うため、形式慣れの用途には向きません。
  • サンプル問題の連載。2026年8月付のお知らせで、TechTargetジャパンでの連載開始が案内されています。「実際の試験を意識したサンプル問題をクイズ形式で出題しています」と書かれています(GUGA お知らせ)。

いずれも「模擬試験」と呼べる分量ではありません。無料かつ公式で、本番と同じ60問を通しで解ける教材は、2026年10月時点では存在しません。

第三者が無料で出している模擬試験・問題集(分量は多い・品質は玉石混交)

一方、Web上には無料の模擬試験や一問一答が多数公開されています。シラバスは誰でも読める公開情報なので、それをもとに問題を作ること自体は誰にでもできます。分量を確保したいときの選択肢にはなりますが、出題の根拠・対応シラバスの版・更新日が書かれていないものは、学習の軸に据えないでください。見分け方は次の章にまとめます。

公式の模擬試験はありますか|GUGA公開教材の一覧(2026年10月時点)

「模擬試験が付いた教材」を公式・公認の範囲で探すなら、無料ではなく有料の教材が対象になります。公開されている教材を、提供元・費用・対応シラバスで並べます。金額はいずれも2026年10月時点で各サイトに掲載されている価格です。

図解 2
図解 2
教材 提供元 費用(2026年10月時点・税込) 対応シラバス 使いどころ
試験出題範囲(シラバス)PDF GUGA 無料 2027年2月試験以降版/2026年10月試験まで版の2本立て 出題範囲の確認・学習計画づくり
サンプル問題PDF GUGA 無料 ファイル上に版の表記なし 出題形式と言い回しの確認
AIクイズアプリ(LINE) GUGA 無料 表記なし すき間時間の○×確認
サンプル問題の連載 GUGA(TechTargetジャパン掲載) 無料 表記なし クイズ形式の演習
生成AIパスポート公式テキスト 第4版 GUGA 電子書籍版1,782円/製本版1,980円 2026年試験シラバス 2026年10月試験までのインプット
AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応 GUGA著/翔泳社 2,090円(2026年11月24日発売・予約受付中) 2027年2月試験以降 2027年以降のインプット(章末に練習問題)
GUGA公認 公式テキスト第4版対応版 テキスト&問題集 GUGA監修/日本能率協会マネジメントセンター 1,980円(216ページ・2025年12月発行) 公式テキスト第4版=2026年試験シラバス 練習問題・模擬試験による演習
GUGA認定の試験対策講座 認定を受けた各事業者 各社が公開している受講料 各社の案内による 講義と模擬試験をまとめて用意したい場合

GUGAのよくある質問でも、参考資料として案内されているのは「出題範囲であるシラバスに対応した『生成AIパスポート公式テキスト』を販売しております」という回答だけで、模擬試験の提供には触れられていません(GUGA よくある質問)。費用の全体像は生成AIパスポートの費用と公開価格の一覧に、講座についてはGUGA認定の試験対策講座にまとめています。

無料サイトの模擬試験は信用してよいですか|5つの確認ポイント

結論から言うと、「使ってよいが、点数は信用しない」が安全な線引きです。実際の出題ではない以上、無料模試の得点は合否の予測には使えません。そのうえで、学習に使ってよい問題かどうかは、次の5点で判断できます。

図解 3
図解 3

1. 「過去問」と名乗っていないか

公式の過去問は公開されていません。それを「過去問」として掲載しているページは、言葉の使い方の時点で不正確です。出題範囲に基づく「予想問題」「練習問題」と明記しているかを見てください。

2. 対応シラバスの年が書かれているか

これが2026年10月時点でもっとも重要な確認点です。後述のとおり2027年2月試験からシラバスが大幅に改訂されるため、「2026年試験シラバス対応」なのか「2027年試験シラバス対応」なのかで、解くべき問題が変わります。版の表記がないものは、いつ作られたか分からない問題と考えてください。

3. 更新日と運営者が明示されているか

シラバスは毎年のように改訂されます。更新日の記載がないページは、改訂前の内容のまま置かれている可能性があります。運営者の表示も、問い合わせ先がないページは誤りが直らないまま残りがちです。

4. 解説に「シラバスのどこか」が書かれているか

良い練習問題は、解説で「この問題はシラバスのどの章の内容か」が分かるようになっています。間違えた問題から公式テキストの該当箇所に戻れることが、問題演習の本来の価値です。正誤だけが出て解説がないものは、復習に使えません。

5. 合格ラインを断定していないか

GUGAのよくある質問には「合否に関する基準点や採点の詳細については開示しておりません」と明記されています(GUGA よくある質問)。「正答率70%で合格」といった数字は非公式の推測です。採点ロジックを断定しているサイトは、他の記述も確かめたほうがよいという目印になります。合格率の実績は生成AIパスポートの難易度と合格率で、GUGA発表値を回ごとに整理しています。

2027年2月試験からシラバスが大幅改訂されます|無料問題の「版ズレ」に注意

GUGAは2026年10月1日付のお知らせで、2027年2月開催の試験からシラバスを大幅に改訂すると発表しました。公表されている改訂のポイントは次の3点です(GUGA お知らせ)。

  • 「AIエージェントに関する内容を拡充し、章立てを再編成」
  • 「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンスに関する内容を大幅拡充」
  • 「業務別・業種別の実践的な活用方法から、AI出力の評価・検証方法まで網羅」

章の名称も、従来「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」として扱っていた内容が「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス」へ変更されます。章立てが動く改訂なので、旧シラバスベースの問題は章ごとそのまま置き換わる部分が出てきます。

シラバスPDFは2本立てになりました

GUGAの試験概要ページでは、シラバスPDFが「2027年2月試験以降」と「2026年10月試験まで」の2本に分かれて掲載されています。自分が受ける回がどちらに当たるかを確認してからダウンロードしてください。改訂の中身は生成AIパスポートのシラバス改訂|変更点と旧版で勉強した人の埋め方で詳しく扱っています。

公式テキストも版が替わります

改訂に合わせて、2027年試験シラバスに対応した公式テキスト『AXリテラシー教科書 生成AIパスポート 公式テキスト 2027年試験シラバス対応』(GUGA著・翔泳社)が、2026年10月1日から予約販売を開始しました。発売日は2026年11月24日、価格は2,090円(本体1,900円+税10%)、A5判296ページで、章末に練習問題が収録されています。翔泳社の発表では、2026年10月試験を受験する場合は2026年試験シラバス対応版(公式テキスト第4版)を購入するよう案内されています。

なお同じ2026年10月1日のお知らせで、有資格者向けの「生成AIパスポート 資格更新テスト」(6,600円・税込、申込期間は2026年10月1日0:00〜2027年5月31日23:59)の受付開始も発表されています。すでに合格している方は、こちらも確認しておくとよいでしょう。

改訂の前後で、無料問題の扱いはこう変わります

無料で公開されている問題は、改訂後すぐには更新されません。2027年2月以降に受験する人が、版の表記がない無料模試を解くと、旧章立てのまま出題範囲外の論点を練習してしまう恐れがあります。逆に2026年10月試験を受ける人は、2027年版を名乗る問題を解くと範囲外に手を出すことになります。無料問題を使うときは、まず「自分の受験回」と「問題の対応シラバス」を突き合わせてください。

過去問がない試験で、演習はどう組めばよいですか

公式の過去問も模擬試験もない以上、演習は自分で組み立てることになります。手順は3ステップです。

ステップ1:自分の受験回に対応するシラバスを開く

最初にやるのは問題集探しではなく、シラバスPDFのダウンロードです。無料で、しかも出題範囲そのものが書かれた唯一の一次情報です。章の構成をノートに書き写すだけでも、何を覚える試験なのかの地図ができます。

ステップ2:サンプル問題で形式だけ先に確認する

試験は60分・60問、四肢択一式(一部複数選択を含む)です(GUGA 試験概要)。単純計算で1問あたり1分です。GUGAのサンプル問題で「適切なものを選ぶ」のか「不適切なものを選ぶ」のかという言い回しを先に確認しておくと、当日の読み違いが減ります。時間配分は生成AIパスポート当日の時間配分で整理しています。

ステップ3:練習問題は「弱点の発見」に使う

無料・有料を問わず、練習問題の使い道は点数を出すことではなく、どの章の理解が薄いかを知ることです。間違えた問題の章に戻って公式テキストを読み直す、という往復を繰り返します。この往復ができるかどうかが、良い練習問題かどうかの判断基準にもなります。学習全体の進め方は生成AIパスポートの勉強法、短期で詰める場合は1週間の学習計画を参考にしてください。

無料の問題を探すときにやりがちな失敗4つ

失敗1:「本物の過去問」を探し続ける

公開されていないものを探す時間は、学習時間の純粋な持ち出しです。出典がGUGA公式でない問題は、すべて予想問題として扱うのが安全です。

失敗2:無料模試の点数で合否を判断する

実際の出題ではないため、得点と合否には対応関係がありません。しかもGUGAは基準点を開示していません。無料模試で8割取れても9割取れても、それは合格の保証にはなりません。

失敗3:版の古い教材・問題で勉強する

2027年2月試験からは章立てが動きます。版の表記がない無料問題や、第3版までの公式テキストに対応した市販書だけで進めると、追加項目が丸ごと抜けます。教材を選ぶ前に、対応シラバスの表記を必ず確認してください。市販書の比べ方は生成AIパスポートの参考書の選び方にまとめています。

失敗4:教材選びに時間をかけて申込期間を逃す

試験は年5回(2月・4月・6月・8月・10月)で、申込は受験月の前々月1日から前月末までです。たとえば10月試験の申込期間は8月1日0:00〜9月30日23:59です(GUGA 試験概要)。無料教材を比べているうちに締切を越えるのが、いちばんもったいない失敗です。日程は生成AIパスポートの試験日程と申込方法で確認できます。

まとめ:無料で解けるのは練習問題、公式模試は存在しません

  • 2026年10月時点で、生成AIパスポートに公式の過去問も公式の模擬試験も公開されていません。
  • GUGAが無料で出しているのは、シラバスPDF・サンプル問題PDF・LINEのAIクイズアプリ・TechTargetの連載です。いずれも模擬試験と呼べる分量ではありません。
  • Web上の無料模試は第三者が作った練習問題です。使ってよいですが、点数を合否の予測に使わないでください。
  • 信用してよいかは「過去問と名乗っていないか」「対応シラバスの年があるか」「更新日と運営者が分かるか」「解説が章に紐づくか」「合格ラインを断定していないか」の5点で判断できます。
  • 2027年2月試験からシラバスが大幅に改訂され、章立ても変わります。受験回と問題の対応シラバスを必ず突き合わせてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 公式の模擬試験はありますか?

ありません。2026年10月時点で当サイトが確認できた範囲では、GUGAが本番形式の模擬試験を提供している案内はありません。GUGAのよくある質問でも、参考資料として案内されているのは「出題範囲であるシラバスに対応した『生成AIパスポート公式テキスト』を販売しております」という回答だけです。本番形式の演習をしたい場合は、GUGA監修の市販問題集(模擬試験を収録)か、模擬試験が付くGUGA認定の対策講座が選択肢になります。どちらも有料です。

Q2. 無料の模擬試験だけで合格できますか?

人によります。すでに生成AIを業務で日常的に使っていて、用語や関連法令にも触れている方であれば、無料のシラバスと練習問題で範囲を点検するだけで十分な場合があります。一方、生成AIをこれから学ぶ方には、無料問題だけでは解説の量が足りません。無料問題は正誤だけを返すものが多く、間違えた理由を調べる手段が別途必要になるためです。GUGAが無料公開しているサンプル問題は分量が限られており、無料教材だけで出題範囲全体を体系的にカバーすることは想定されていません。

Q3. 2026年10月試験と2027年2月試験で、使う無料問題は変えるべきですか?

変えてください。GUGAは2027年2月開催の試験からシラバスを大幅に改訂すると発表しており、章立ても再編成されます。試験概要ページでもシラバスPDFが「2027年2月試験以降」と「2026年10月試験まで」の2本に分かれています。無料問題は改訂への追従が遅れることがあるため、2027年2月以降に受験する方は、問題の対応シラバスが2027年版であることを確認してから使ってください。確認できない場合は、GUGAのシラバスPDFと照らして範囲外の論点が混ざっていないかを見るのが確実です。

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出典

※本記事は2026年10月時点で各主催団体・出版社が公開している情報をもとに作成しています。試験内容・価格・日程は変更される場合があるため、受験前に必ずGUGA公式サイトでご確認ください。当サイトは主催団体とは関係のない非公式の情報サイトです。過去問の転載は行っていません。

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